イルカを食べる日本人
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ホモ太郎
2010/11/22(月) 21:33:02
今晩は。ホモ太郎です。さて2年程前にスペイン人の友人から The Cove というDVDを見せられ、どう思う?と言われました。和歌山県(確か?)の太地という所で行われているイルカの大量虐殺を中心にしたドキュメントです。世界中のイルカショー向けの輸出用イルカ、食用イルカ、実際にイルカ大量虐殺の様子が写されています。
私(多分あなたも?)はイルカの肉は食ったことがなく、イルカは食わんだろ?ってタイプの人間ですが、どうやらクジラの肉として売られていること(日本政府も見て見ぬフリ)をそのDVDで知りました。ああいうの見ちゃうとこちらの人から日本人も中国人も一緒、みたいなこと言われてもしょうがないかもね、みたいな気にもなるんですが。
何を言いたいかというと、そのイルカ問題、クジラ問題、最近ではマグロ採りすぎ問題、
日本人としてどう思われます?
参照してください
2010/11/22(月) 22:37:07
http://www.arrobaspain.com/cgibin/wwwlng/wwwlng.cgi?print+201006/10060094.txt
ホモ太郎
2010/11/22(月) 23:07:05
[[解決]]
ありがとうございます。既に論議があったのですね。参考にさせてもらいます。おさわがせしました。
日本の食文化ではない
2010/11/23(火) 12:28:20
太地町の人口は約3000人です。それ以外の日本人のほとんどはイルカ漁の事を知らないです。
太地町ではそれが食文化であったとしても、それを「日本」の食文化だの残酷だのとやかく言われる筋合いはないと思っている1人です。
いるか
2010/11/23(火) 15:29:17
大量虐殺?
牛肉、豚肉、鶏肉、、、
動物を大量虐殺して食するのが世界共通の日常ではないのですか?
まさか、動物を殺さずに肉を食べれると思われてはないですよね?
解決済ですが
2010/11/23(火) 16:10:00
参照してください、さんのリンクにでてくるサンチェス・ドラゴ氏とかなり親しい人が知人にいます。この人の話ですと、この件に限らず問題発言の多い人らしいです。少し前には「日本の未成年の売春が日常茶飯事でかある」かのような発言をし、物議をかもし出したとか。スペイン人によくあるように、悪気がなくても大袈裟に伝える傾向があるのかもしれません。この方奥様が日本人だということですが、それならなお更こういった発言には気を使ってくれたらいいのにと思います。
最近いろんなメディアで、日本文化の偏った(あるいは誤った)情報ばかりが入ってくるのが気になります。
ベレン
2010/11/23(火) 17:32:17
食用用に飼育された動物を定められた基準にのっとって屠殺するのと野生の動物を長時間において苦痛にさらした状態で殺すのとでは倫理上の違いがあるのではないですかね 。この問題になると
必ず、”自分も肉を食べている”という議論が出てきますが、反対意見を持っている人を納得させる論点としては成り立たないと思います。そもそもこの問題、冷静に対話をすすめて妥協点を見出そうという姿勢がお互に皆無なのが問題なのですが・・。
the cove 私も見ました。ホモ太郎さんのはじめの質問にお答えするとすれば、鯨漁にしてもイルカ漁にしても食料が少なく、蛋白源の少なかった昔の事ならいざしらず 国のイメージと人々の需要を天秤にかけたら”国益”という意味でもやめればよいのに。と思います。このメディア社会においては国のイメージ戦略って重要課題だと思うのですが。
また日本の伝統にこだわるのであれば、映画カンゾー先生のラストシーンのように褌巻いて 銛一つもって素もぐりで鯨に挑むくらいの気概で臨んではどうでしょう?きっとグリンピースも賞賛すると思います。
イルカ量には賛成、もしくは受動的な賛成(無関心)でありながら
イルカショーを楽しんだり、ラッコが出没し始めたら名前をつけて
マスコミ挙げて大盛り上がりしたるする幼児性が嫌いです。
マグロ取り過ぎに関しても、昔のようにマグロはハレの日のごちそう。年に数回という食生活に回帰するべき時期に来ているのでは?
と思います。賛同されない方もたくさんいる事は重々承知です。
あとサンチェス・ドラゴ氏の発言・・、そういう風に解釈したスペイン人は少ないと思いますが?物議をかもしたのはそこの部分ではありませんでしたよ。
長文失礼致しました。
巨泉
2010/11/23(火) 18:29:24
べレンさんに1万5千点!
解決ですが
2010/11/23(火) 20:02:12
すみませんでした。直接の知り合いでもないのに人の人格を判断をするべきではありませんでしたね。スペイン人の友人の話を聞いて私はそう解釈したのですが、間違いだったのかもしれません。でも「また日本のイメージが(悪いほうに)変わっちゃったね。」といっていたので、あまりいい印象を与える内容ではなかったのでしょうか。
いずれにしてもトピずれしていますので、私のコメントは無視してください。お気を悪くされた方がいたらごめんなさい。
う〜ん
2010/11/23(火) 22:03:32
ベレンさんの書かれてることとってもわかります。
ただイルカ漁が始まったのはなぜか?私が読んだ本では、もともと養殖の魚のイケスを攻撃したり、漁の網を食いやぶったりする害魚として駆除しだしたのが始まりだと。
私は田舎に住んでますが、最近鹿狩りが解禁になり、全国から猟師たちが銃片手に押し寄せてます。
駆るのは増えすぎた鹿と畑を荒らすイノシシ。
この猟とイルカ漁どこが違うのでしょうか?
イギリスでは狐狩りしますよね?
イルカと狐なにが違うのですか?
コ−ヴは日本でもとっても問題になってました。
だまされて出演さされたという人が後をたちません。
現地では外国人に不信感を与えた映画です。
フェア−じゃないですね。
言われっぱなしは。
解決済みですがさん
>この方奥様が日本人だということですが、それならなお更こういった発言には気を使ってくれたらいいのにと思います。
日本人だから皆同じ意見だと思ったらだめですよ。
私も最近某欧州の国出身のだんな様を持つ日本人の奥様と、鯨漁について話したことあるのですが、奥様の顔がアジア系を見下した白人の顔に見えました。60代近い方で20代まで日本で育った生粋の日本人の方なのですが、「私は今まで鯨なんか食べたことないわよ!鯨なんか、わざわざ食べなくっても食べるものはたくさんあるじゃない!」と。
35歳の私は、給食でくじらの大和煮食べて育ったのですがね・・・。
サンチェス・ドラゴ氏
2010/11/23(火) 23:21:46
サンチェス・ドラゴ氏の発言なんかはスペインでもいろいろ問題になっていますよね。
http://www.elreferente.es/actualidad/telemadrid-pide-expulsion-de-sanchez-drago-10594
私はこの方の発言、全く信用できません。
ベレン
2010/11/23(火) 23:30:45
>>解決ですがさん
長文になっていたので、手短にコメントしようとしていたので、つっけんどんな言い方になってしまって失礼しました。
私は別にこのドラゴ氏を擁護しようという意思は全然なかったのでして・・。要はこの方が40年近く前に日本で未成年と思われる少女2人と関係を持ったという話しをなんの罪の意識もなく、また女性への尊敬の念を感じられない表現で自伝(と思われる物)に語っていたという件で、彼の道徳観念を非難されたというのが事の顛末でして、
この件に関して”日本の未成年の売春が・・”という所にフォーカスした人が全くいなかったとは言い切れませんが、メディアの反応としては特にそういう論調ではありませんでしたよ。という事を言いたかったのです。
>>最近いろんなメディアで、日本文化の偏った(あるいは誤った)情報ばかりが入ってくる
本当ですね。それだけに国のイメージ戦略って大切なんだと思うのです。
えっつ!!
2010/11/23(火) 23:32:11
この人!ほんのつい先週ぐらいまで大騒ぎになっていませんでした?
このひとだったんですか!うちの旦那がニュースを見ながら
「大バカ」「じじいボケるのもいいかげんにしろ」「国の恥」
とか珍しくえっらく怒っていて覚えています。
80年はじめに13歳の少女二人を東京で買春したって本に書いた人ですよね、、
アメリカの気球騒動の人も奥さんは日本人だそうですが、、、
何か似た匂いを感じるのは私だけでしょうか、、、
ベレン
2010/11/23(火) 23:56:33
>>この猟とイルカ漁どこが違うのでしょうか?
イギリスでは狐狩りしますよね?
イルカと狐なにが違うのですか?
心情的にこういう風に思う気持ちはすごくわかります。
でもイルカ漁を非難される前にイギリスの狐狩りとか、鹿狩りを問題にする人はいませんでしたよね。こういった狩りはかなりの地域で行なわれている習慣ですから。
イルカ漁の場合は、イルカ漁を習慣化している人とそれを残酷だと感じている人達がいて、その人が残酷だ!と異議を申し立てたとしたら、こちらとしてとるべき行動は
”情理を尽くしてこちらの理念を説得しようとする事”だと思うのです。 それで説得しきれなかったとしてもその説得する過程が大事だと思うのですが、理念を伝える前に”でもそちらも狐猟もしてますよね”と答えるのは後だしジャンケンのように、誰かを納得させうる理念の説明でもなんでもないと思うのです。
残念ながらこの問題はイルカ漁反対派も賛成派も”情理を尽くして
理念の説得”をしようともせず、暴力的なアプローチの連鎖に陥っていますが、外国に住んでいる人達に入ってくるニュースは、この映画の上映が右翼からの抗議行動で中止されたとか、日本にとって
不利なものばかりであるのは紛れもない事実です。
この暴力的なアプローチの連鎖を続けていても日本のイメージ戦略としてはなんの得することもないのでは?ということで”国益”
という言葉を使いました。
また、これはエコロジストとしての意見なのでちょっと甘いかもしれませんが、
”害魚”という観点だって結局は人間側が決めた事ですよね。海って人間だけのものなんだろうか?っていう疑問もありますし、そういう人間の傲慢さに対する漠然とした嫌悪感は私はあります。
またまた長文失礼しました。
あとは引っ込みます。
う〜ん
2010/11/24(水) 00:17:48
ベレンさん
お返事ありがとうございます。
本当にこの手の問題は、言い出したらきりがないし、だからといってこれといって解決策はなかなか見当たりませんよね。
宗教や文化によって考え方も違いますからね。
いやいや
2010/11/25(木) 15:21:25
ベレンさん
>”害魚”という観点だって結局は人間側が決めた事ですよね。海って人間だけのものなんだろうか?
それは人間が養殖の為に設置している網を破壊して、中にある養殖魚を総て持っていってしまうから”害魚”と扱われているじゃないんですかね。
例えば放牧している羊を狼の群れが襲ったら、飼い主にしてみれば、生活がかかってますからなんとかしてその狼の群れをやっつけるわけで、でもだからといって大地は人間だけのものかどうかなんて話にはならないわけでして、、、それと同じことを太地の漁師も行っているわけでしょ。
水中に仕掛ける設営網の設備ってとても高価だそうで、破壊度合いでは、下手するとウン百万もの損失らしいですよ。
だからそんな被害が度重なってしまうと、零細漁業なんて簡単に破産に追い込まれ一家路頭に迷ってしまうでしょうしね。
いない
2010/11/25(木) 18:58:53
狐狩りも、鯨・イルカ漁も鹿狩りも、それぞれの必然性があったから行われていたと思います。畑を荒らす→狩をしよう。またはこれから発展してスポーツの一環として。
それぞれの必然性があって行われていたのに、別の文化圏の一部の人から非難が来る、しかも一方的な非難が行われる。これはおかしなことだと思います。
ベレンさんがおっしゃるような”情理を尽くしてこちらの理念を説得しようとする事”が果たしてできるものなのか疑問です。
『世界各地にはいろんな文化伝統があります。私たちには私たちなりの理由があって漁・狩りをしています。あなた方が鹿狩りを続けていてもそれにはそれなりの理由があるのでしょうから、私たちはそれに介入しようとは思いません。あなた方も私たちの方に介入するのは控えてもらえませんか。お互いの文化を尊重しませんか』というのが「イルカ狩りと鹿狩りに何の違いがあるのか」という方の本当にいいたいことではないかと私は考えますし、同意します。
いない
2010/11/25(木) 23:24:13
>”情理を尽くしてこちらの理念を説得しようとする事”
の意味がわかりません。
狐狩りをすることについての『情理を尽くした説明、理念』とは一体何のことでしょうか?イルカ漁、その他についても同じ質問をしたいと思います。『条理』にしても、その土地その土地でいろんな事情がありますよね。
文化背景・環境すべてが違うのならば歩み寄れることはなく、平行線しかたどらないと思うし、それならば声の大きい方が強いと思います。先に言ったもの勝ちという面もあるように思います。『イルカがかわいそうだから漁は止めろ』という抗議に対して理で説得は出来ないでしょう。どうもベレンさんのおっしゃることには無理があるように思えます。
互いの違いを認め合うことが必要なのだと思います。
以前に日本の鯨漁についてのTVニュースをスペイン人に混じって観ていたときの事ですが、彼らは「我々だってウサギを食べるわけだがそれを見たほかの文化の人にとっては驚きのことかもしれない。だから日本の鯨漁についてもよその文化圏の人間がどうこう言って止めさせようとするのはどうかと思う」という発言をしていました。私はこれがまともな考え方だと思います。
追加発言は締め切られました。