浮気の慰謝料




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チョコレート 2010/10/12(火) 03:08:47
はじめて投稿します。私事ながら、皆さんの第三者としてのご意見とアドバイスをいただきたく思います。

スペイン国籍(カタラン)の夫との離婚を考えています。
子どもが二人います。
二人の間にはいろいろな問題があったのですが、彼の浮気が決定打となりました。
というか、本気らしく、すでに彼女は自分の人生の一部だからと言って、別れる気はないようです。
私はお互いの信頼と愛情のなくなった相手との暮らしは難しいと考え、すでに子ども二人を連れて、日本へ帰国しています。
私としては、スペインの法律(裁判)にのっとって、正式に離婚をし、浮気の慰謝料と子どもの養育費の支払いについて請求したいと考えています。二人で築いた財産はほとんどないので、財産分与は必要ありません。

この欄で、皆さんの体験談から、スペインでの離婚について、いろいろと勉強させてもらいました。(子どもをスペイン国外へ連れて行った場合、訴えられる可能性があるなどなど)。

今回、私が知りたいのは、浮気の慰謝料について、元夫に請求できるかです。
このことについては、あまりこの欄で触れられていることがなかったので。

彼は離婚をすると、私に対する生活費も支払わないといけないから離婚はしないなどと言っていますが、私は日本で仕事を得て、裕福でなくても、自立はしていきたいと考えているので、生活費を請求するつもりはありません。ただ、浮気の代償と子どもの権利としての養育費は支払ってもらいたいと思っています。

所変われば考え方も変わることに驚いています。
元夫の母親は、彼が浮気をしたことを黙認している状態で、別に本人も悪びれた様子はありません。スペイン(カタラン)の人って、そんなものなんでしょうか。もちろん、一般化はできませんが。裁判でも、浮気に対する慰謝料って、日本のように認められていないというか、ほとんど問題にされないようなら、いろいろな苦労をして、裁判を起こすのもどうかなと考えています。

どなたか、何かご存知なら、ぜひアドバイスをください。

経験者ではありませんが 2010/10/12(火) 10:40:57
スペインの法律に明るい弁護士さんに相談してみるのが一番確実だと思いますが。

浮気で慰謝料を配偶者に請求出来るのは日本くらいだと聞いています。
スペインでも、夫婦双方が合意の上で支払いするということになれば慰謝料をもらえるのかもしれませんが、片方がそれを拒否したら裁判で「慰謝料」としての支払いをさせるようにするのは難しいようです。「慰謝料」でなく「生活費」としてなら支払ってもらえるならば、まとめて払ってもらえばよいのじゃないでしょうか?

ちなみにうちの夫のケースですが、元妻の浮気(これも本気でその後、子連れで浮気相手と同居していました)で離婚しています。夫と元妻は裁判で、子どもが18歳になるまでの養育費のみの支払いという判決が出ています(分割する財産はありませんでした)。元妻は自分が離婚原因を作ったにも関わらず、あれこれ理由をつけて夫にもっと払うよう請求したが棄却されたそうです。
夫の場合、元妻への生活費を支払うという判決は出ていません。たぶん、裁判当時、彼女が実家に身を寄せていたからだと思います。

夫も自分の経験、友人の経験から、「子どもがいる場合は離婚はしないに限る。別れるとなったら、子どもも財産もがっぽり妻に取られるからな」と言っています。これが、多くのスペイン人男性の離婚への認識なんだと思います。

経験者ではありませんが 2010/10/12(火) 10:52:37
わかりにくかったので追記です。

養育費を払っているのは、うちの夫です。親権は50/50ですが、普段、子どもは元妻と同居です。判決で出た金額以外にも、学校や宗教儀式のことで元妻から追加請求があったりします。夫は、子どものためだからと快く払っています。

養育費の件、双方ともスペイン国内ならば、支払いがされなかったときに対処も出来るのでしょうが(給与差し押さえなど)、日本への送金となると難しいようですよ。知人で、日本の子どもへはこの数年養育費を払っていないという人がいます。引越後、連絡先さえ教えていないようです。こんな人もいます。

友人のケースですが・・ 2010/10/12(火) 11:26:13
 親しい友人のケースです。他に好きな人ができたという理由で元奥さんに離婚を切り出しました。元々夫婦関係が悪かった為に奥さんも同意しました。ただしまだかなり小さい赤ちゃんだった子供の養育権の全てを奥さんは要求しましたが、戸籍上友人が父親である以上それは法律で認められず、最短面会時間(週末、祝日の数時間)を友人が確保するという形で同意しました。
この場合、弁護士には養育費は払う必要はないと言われたようですが彼は養育費が50:50の場合と同じ額を払っているようです。
友人としては後々に元奥さんの態度が軟化するようにとなるべく彼女の良いようにしているようです。それでももっと会えるようにならなければ裁判に出ると言っています。弁護士曰く彼にかなり優位に働くだろうと言っているらしいです。

二人で共同で購入したアパートが当時かなりの額で売れたらしいのですがその売却額の8割を元奥さんが要求し、それでなければ離婚には応じないと主張し結局友人はそれで同意しました。弁護士からは離婚理由がなんであれ不公平すぎるから争うべきだと、言われたそうですが とにかく早く離婚を成立させたかったのでそれで同意したそうです。 おかげで円満、スピード離婚だったようですが
弁護士は”こんな不公平なの見た事ない。”と盛んに言っていたようす。

これはかなり例外的なケースだと思います。トピ主さんの場合旦那様は離婚を望んでいないので、離婚同意を盾に慰謝料を要求が難しいですもんね・・。友人の元奥さんはもしも友人が家の売却額分配で彼女に同意しなかったら、不義による精神的苦痛(mal tratado)
で争うつもりだったんだ、と後に言っていましたが 多分これは
裁判では勝てなかったと思う。と言っていました。

ちなみにこういった場合家族は絶対身内の側に立つので、いくら親しい間柄とはいえ相手の家族の事はあてにしない方が良いと思います。

うーん 2010/10/12(火) 17:30:11
養育費を払う必要があるとかないとか、悲しいですね。自分の実の子供の将来や養育費は道徳的にも法律や弁護士がどうこう言う以前の問題だと思うのですが、離婚すれば自分の子供にお金を払いたくない人もいるのが現実なのでしょうか。
浮気の慰謝料はスペインではまずないと聞いています。養育費だけは貰って下さい。

友人Aの場合。 2010/10/12(火) 18:57:11
関係の冷えきった夫婦関係だった友人A(男性)が浮気をきっかけに離婚に踏み切ったケース。
子供二人がいますが、離婚したくなかった奥さんが嫌がらせで自国に子供を連れて行こうとしましたが、両方の同意なしでは国どころか居住県を離れてはいけないという判決がでたのですが、結局、奥様のやりやすいようにという配慮で自国のドイツに移り住むことを友人A(男性)はオーケーしましたが、月一度の子供の移動にかかる旅費は割りかんです。彼の浮気は配慮され無かったようです。

チョコレート 2010/10/13(水) 04:22:23
みなさま、
ご親切なアドバイス、体験談をありがとうございました。
とても参考になりました。
でも、驚いたのは、スペインでは浮気は慰謝料請求の対象にならないということ。タイガー・ウッズだって、何億という浮気の慰謝料を支払っているのに。
それなら、浮気されて、傷ついて、後は泣き寝入りっていうこと?
お国変われば事情も変わると分かっていても、腑に落ちません。
なぜなんだろう??

皆様のおかげで、今後のこと、もう一度考えてみようと思います。
ありがとうございます。

友人のケースですが・・ 2010/10/13(水) 07:12:44
あの、チョコレート様・・、タイガーウッズの例を出されていますが、アメリカの(得にお金を持っている人たちの)結婚制度、法制度が異例と思われた方がよいと思います。

彼らは結婚前に細々とした契約を結びます。それは勿論貞節に関するものにまで及びます。貞節を守ると契約をしたのにも関わらず
契約を履行しなかったことへのいわば違約金のようなものとして払われたり、契約を一方的に破棄する(離婚)理由の元凶を作った事への罰金だったり・・ということで、別に彼らが相手を傷つけてしまったことへのお詫びとして払っているわけではないのです。

それにあちらは訴訟大国。それ専門の弁護士もごまんといますしね・・婚前契約を結んでいなくても慰謝料をとれる法システムがあるのでしょうが、どちらにしても法廷で争っているもので、こちらも何も争わずに了承して払っているわけではないのです。

結婚関係のような濃密な人間関係の傷つけた、傷つけられた・・という事に値をつけるというのも正直私には理解ができないのですが。ヨーロッパのシステムとアメリカのシステムは比べられないと思います。 

キャンディ 2010/10/13(水) 08:54:04
半年ほど前に離婚専門弁護士に相談に行ったことがあるものです。
皆さんおっしゃっているように慰謝料というものはありません。

離婚は裁判所によって認められるのですが、同意離婚の場合はもちろん、協議離婚の場合で裁判になっても、離婚の原因は裁判所が離婚を認めるかどうかには全く関係ありません。

4,5年ほど前までは離婚原因は関係していたそうですが、法律が変わり離婚に至る原因は全く関係ないそうです。
勿論慰謝料はありません。
離婚の原因で養育費、生活費の額が変わることもありません。

共有財産の場合は法にしたがって結婚生活中に生じた財産は半分。分別財産の場合はもっと簡単です。
所得、今までの生活状況などをみて、養育費、生活費などを裁判所が決めます(協議離婚の場合)。

差し出がましく・・ 2010/10/13(水) 09:50:19
改めて申し上げるまでもなく、チョコレートさんもとうにご存知とは思いますが、
お子さんを連れて帰ってきておられるのはかなりマイナスになると
思います。

離婚の協議にしても、やっぱり戻ってこられなくてはいけないですし、エネルギー要りますね。訴訟にお金もかかります。

「離婚をすると、私に対する生活費も支払わないといけないから離婚はしない」
チクショーッ!!!

今後に備え、会話は全て録音ですね。

チョコレート 2010/10/13(水) 15:20:05
皆さま、貴重なアドバイスとお話、どうもありがとうございます。
改めて、考え方、文化の違いに驚いています。そして、自分の見識の狭さにも。。。

「友人のケースですが」さん。おっしゃること、大変よく分かります。ただ、やはり結婚(たとえ結婚という形を取らなくて同棲だったとしても)というのは、一種の契約で、不倫によってその契約を破ったのだから、それに対する代償はちゃんと払って欲しいと私は思うのですが。それがお金という形で納得できるなら、それでいいと思います。じゃないと、本当に傷ついて、泣き寝入りで終わってしまいます。

ごめんなさい。今はまだ相手に対する怒りが先に来て、冷静にものを考えられる状況ではないようです。

ちなみに、(元)夫の不倫はこれが初めてではなく、私と一緒になってからでも、友人の女性や、いわゆるその商売をしている女性たちとも関係を持ってきました。それを私も体の関係だけだからだと思って黙認してきたのですが、今回は本気らしく、その点で、私たちの関係はもう駄目だなと思っています。

でも、不倫に対するスペイン人の一般的な認識って、どうなんでしょう?これが訴訟の対象にならないのが、まだ私には理解できません。どなたか、何かご感想なり、感じていることを教えていただけませんか?
そしたら、元夫に対する怒りを少しは減らし、客観的に状況を見れるかもしれません。

すいません、私事ばかりで。

慰謝料が駄目なら 2010/10/13(水) 16:06:03
こちらのトピックを読んでいて、やはり、自分の立場なら。。。と、やるせない気持ちになりました。

浮気に至る経緯は、人それぞれ違うと思いますが、やはり『契約』を一方的に破った形にしたのは、彼なんですから、それに対する慰謝料がないのは、腑に落ちないですよね。

傷ついた気持ちが癒されるのは、何年もかかるでしょうし、彼の身勝手な行動で、一番可愛そうなのは、お子様だと思いますし。

慰謝料が駄目なら、どうにか、『養育費』という名目で、彼の収入の半分以上をとることは、できないでしょうか?(彼の家族とかからは?)

私の友人(南米出身BCN在住男性)で、アメリカ人の奥様(BCN在住)とスペインで結婚し、離婚した人がいます。原因は、どちらが浮気したとか新しい相手がいたとか、金銭的なものでなく、どちかというと奥様が抱えていたトラウマが原因でした。

離婚当時、まだ1歳にもならない子供は、奥様の傍に。彼も子供をそれはそれは、愛しているので、どんなに自分の仕事がキツクても、ほぼ毎日、一日のどこかで時間を見つけて、会う時間をつくっています。

ちなみに、奥様の方は、音楽家として不規則に働いているので、二人とも時間の都合が合わない時は、ベビーシッターを雇っています。

子供の学校、ベビーシッターの費用、その他諸々、彼のお給料のほとんどは、子供(元奥様)に流れて、彼の手元に残る自由になるお金なんて、月にほんの少ししかありません。(平均より少し良いお給料は、もらっているのに)

彼は、誠実な人柄で、子供のためなら。。。と思って、頑張っています。
奥様の弁護士からは、事あるごとに、養育費の値上げ?が要求されてきているようです。(彼のお給料が上がった後というタイミングも。。。苦笑)

誰か、よい弁護士を紹介してもらい、せめて、最低限の養育費に加えて、子供も含めた奥様の生活費まで、とれるだけとれるように闘ってみては、いかがでしょうか?

それから、思いついたのが、スペインの新聞なんかに、外国人の一意見として、疑問を投げかけてみたら、いかがでしょうか?
スペインが浮気になれた風潮だと反応少ない(逆に反対意見が増える?)かもしれませんが、外国からやってきて、慣れない土地で、子育てまでして、旦那に新しい相手ができたから、家を出て行かれ、離婚すると生活費出さないといけないから、離婚しないなんて、どう考えても自分勝手な人間にしか思えません。
こんな理不尽あっていいのか??と。。。
こういう世の中の風潮が変わっていくことを願います。

今は、精神的に大変な時期だと思います。
友達に話を聞いてもらうなり、心が落ち着く本を読んだりして、心の平和は保ってくださいね。

陰ながら、応援しています。世の中の理不尽に立ち向かってくださいね。

クッキー 2010/10/13(水) 16:22:46
チョコレートさん、いろいろと大変でしたね。今なかなか客観的になれないのもしかたありませんね。
そもそも結婚に対する考え方がヨーロッパ人と日本人では違うんだと思います。(結婚に関してだけではありませんが。。)

結婚している人の恋愛を「不倫」という陰湿な言葉で表現するのも日本独特ですよね。
ヨーロッパでは結婚相手が「恋愛」なり「浮気」なり「不倫」なりするのは、もう片方にも責任があると考えるようです。 結婚したからといって安心して相手との関係をおろそかにするほうにも非があるというのでしょうね。

誤解しないでいただきたいのはチョコレートさんがそうだったのではと言っているのではないですよ。

前のトピでもありましたがいちいちどこへでも夫婦で一緒に行くというのは、習慣もあるでしょうが、本質は相手を見張っているのだと思います。 また、夫なり妻なりを一人で行動させて他に走った場合、こちらの人たちはあまり同情してくれませんよね。 
ヨーロッパの女性が日本女性よりも嫉妬深いのはそのせいだと思います。

チョコレートさんのご主人のように浮気癖のある男性の場合、まあ言い方は多少きついかもしれませんが、結婚する前に見抜けなかったのなら仕方ないね。 ということになるのでしょうか。

大人の人生の選択には「リスク」と「責任」がつきものということでしょう。

根本的に他人を信用しないヨーロッパ文化ですから結婚に対しても同じ考えなんだと思います。

日本人の両親を見て育つとお互い気を抜けるところは抜いて、ある程度相手を信用できる社会制度や習慣などがあり(浮気の慰謝料などがいい例ですよね)なんとなくそのまま外国暮らしなどを始めてしまうと時にとんでもない厳しい現実に遭遇することもあり、私自身ももう若くないせいか「きついな」と感じることも多くなりました。

今大変な時期に私の発言で傷ついてしまったらごめんなさい。
実は私もあなたと同じようなことを経験しています。

落ち着いて心に余裕が出てきたらまた未来に希望を持ってくださいね。 これからいい事もたくさんありますから。

チョコレート 2010/10/13(水) 17:22:44
皆さま、体験談に励ましのお言葉、本当にありがとうございます。大変、参考になります。

クッキーさん、なるほどです。
彼と出会ってから、文化の違いからくる考え方の違いに本当に驚きの連続で、やっと私も最近、「免疫」ができてきた時に、この問題が持ち上がってきたので、やはりショックはショックです。
でも、もしクッキーさんのいうように、根本的に他人を信用しない文化だとしたら、本当に自己防衛が必要ですね。
今後の参考にします。でも、やはり、そんな文化の中で生きていくほど、私は強くないかもしれません。。。

これから、たくさんのいいことに出会えることを信じています。

撫子 2010/10/13(水) 17:40:29
クッキーさんと同じことを考えていました。

また、今までの浮気も体の関係だけだから、と黙認できるのは日本人で、こちらの女性ではあり得ない感覚です。
スペイン人女性数人の会話で、「夫の朝帰りなんてとんでもない。そんなことしたら即離婚よ!」といきまいているのを聞いたことがあります。

チョコレートさんの話からは脱線してしまいますが、大和撫子のつつましい日本人女性も魅力的ではあるけれど、ちょっと過度かな?と思うぐらいのセクシーさも時には必要だと思います。
旦那をおいて何週間も帰国するあっさりした日本人に対して、スペイン人(に限らないかも)はそれほど我慢強くはないですから、それこそ浮気の理由に一人での長期帰国を上げられると、旦那側には有利になるのではないでしょうか。
浮気にも病的な浮気と、理由のある浮気があると思います。

経験者ではないですが 2010/10/13(水) 20:29:50
そう言えば、今思い出しましたが、私の夫と彼の元妻は、離婚が成立する前は長いこと「法的別居(SEPARADO)」という状態でした。離婚はしていませんでしたが、夫は養育費を月々きちんと払っていたそうです。トピ主さんも意に反してしばらく別居のままになってしまっても養育費を請求する権利があると思います。

実は、私は日本で日本人と結婚していた過去があり、現在のスペイン人の夫とは再婚です。前夫との間には子どもはおらず、現夫との間にひとり子どもがいます。
上で他の方もおっしゃってましたが、「結婚」に対する考え方は、やはり欧米と日本はかなり違うと思います。日本は結婚して子どもが産まれてしまえば夫婦は家族となり、お互い男女としての意識が薄れる人が多いように思います。夫婦の役割は家族の中で「お父さん、お母さん」だけになってるんです。夫婦仲が悪く問題を抱えていても、子どものためということで「家族」でいることを強いられる。
一方、欧米人夫婦はいつまでも男女でいることを望みます。「お父さん、お母さん」の前に「男女」だから、他に好きな人ができれば離婚になるのです。夫婦間に身体だけとは言え、浮気の黙認はありえないと思います。普通であれば、「それは、俺を愛していないということか?」と考えるでしょう。「契約」と言っても、結婚はビジネスなどの一般的な契約とは違いますからね。男女間でお互いが必要でなくなったら、契約解除というのはありだと思います。

とぴ主さんのご主人は、ある意味日本人的ですね。であれば、日本的に慰謝料も払ってくれればいいのに、と思います。

法律って 2010/10/14(木) 02:17:06
困っているものの味方、正義だと私も思ってました。
国際離婚裁判するまでは(日本です)。
実はとっても事務的で冷たいです。
訴えが法律の条文に適合しなければ「何言ってるの?裁判で争う価値も無いじゃん。」的扱いです。

チョコレートさんの仰る不貞による離婚の慰謝料、認めている国は日本と韓国ぐらいのようです(私もこれを知ってショックでした。)
タイガー・ウッズの離婚で支払われたのは離婚同意金で財産分与などを含めたものであり、慰謝料という制裁的なものではないとのこと。
日本では慰謝料という言葉が広く認知されていて、感覚的にわかりやすいのでそう書かれてあるのでしょう。
アメリカでは、夫に暴力を振るわれて離婚という場合でも、妻のほうが稼いでいれば、裁判で元夫への生活費も支払いを求められるケースもあるようです。(おまけに共同親権)

私は専門家ではありませんが、チョコレートさんが相手から支払ってもらうには、養育費と生活費の請求、そして財産分与しかないような気がします。
「あんな男から生活費なんて要らない、私は1人できちんと子どもを育てて行ける!」と思ってらっしゃるのはよくわかります。
私もそうだったからです。
でも、前述したとおり、法律はシビア、それに関わる人たちも大抵とてもドライです。

チョコレートさんがすでに日本に帰れらているということで、スペインの法律にのっとり離婚、というのはチョコレートさんにとって大変な負担になると思います(スペインの裁判所に召喚された場合など)
これから先日本に在住なされば準拠法が日本法と認められるとは思いますが、その場合離婚は成立しても、金銭的なものは全く望めないかもしれません。

これからが正念場です。
体力と気力をしっかり持って、お子さん達のためにがんばってください。
そして何よりご自分の人生のために。
応援しています。

チョコレート 2010/10/14(木) 03:09:21
皆さま、
本当に貴重なご意見をありがとうございました。
すごく勉強になりました。
やはり、日本に住む友達とは違う意見が聞けてよかったです。
国際結婚をしながら、私自身の見識の狭さ(世間知らず)も反省しています。

「法律って」さんのお話、現実的で、ある意味ショックです。不貞による慰謝料を認めているのは、日本と韓国ぐらいなものなんて。。。その価値観で育ってきたから、その物差しをスペインでの離婚にも当てはめていました。日本では不貞の慰謝料の相場は300万から400万なんていう情報もあるぐらいだし、法律的には相手の女性も訴えることができるなんて、聞いていましたから。

いろいろと心の整理はつきませんが、今後のいい勉強になりました。皆さま、ありがとうございました。

ハ−グ 2010/10/14(木) 22:55:51
チョコレ−トさん
お子さんを連れてすでに日本とのこと。
ご主人の同意は得てらっしゃいますか?
すでにご存知かもしれませんが、念のため。
日本はまだハ−グ条約に加盟していませんが、
その内加盟しようという動きもあるみたいです。
今、子供の連れ去りが大変問題になっています。
日本がハ−グ条約を締結した場合、またはハ−グ条約締結国に
入国された場合、チョコレ−トさんが拘束される可能性も
無きにしも非ずです。
もしも、ご主人との間で子供の親権についての問題がある場合は、
国外への移動はくれぐれもご注意ください。
ハ−グ条約に関しては、法律は全く困っている者の味方では
ありませんから。

友人Aの場合。 2010/10/16(土) 01:14:43
蛇足ですが、彼の場合、彼の過失ですが、結婚した奥さんはひどい自分勝手なヒステリックな人でした。彼の方から離婚を申し立てても、高給取りの彼のもとで居心地の良い専業主婦の暮らしをしていたので、子供を武器に、いっさい離婚に応じず好き勝手なことをしていました。こんな状態で10年以上過ごした後に恋人のできたしまった彼は非難の対象にはならないと思います。もちろんそれを理由に、元妻は罵倒雑言、あたかも彼女が被害者のように振るまい、養育費が少ないと誰彼に彼の悪口を言い続けています。。。。???彼女は元々共通の友人でしたが、今は一切つきあってません。


追加発言は締め切られました。
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