スペイン人夫の両親




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イノセンテ 2010/07/23(金) 23:44:31
夫に自分の気持ちを素直に言うのがいいのでしょうか。

4年前にスペイン人男性と結婚し、現在は二人とも働きながら賃貸暮らしです。
義両親は別の都市に住んでおります。
結婚する際に、義母から(夫を通じてやんわりでしたが)「SEPARACION DE BIENES」の書類にサインをするように言われました。
「結婚する両人が所有する結婚以前に持っている財産は、それぞれの者の所有であること」と説明を受け、当時は私なりに納得しサインし、公証人に正式に書類を整えていただきました。
カタランでは「SEPARACION DE BIENES」はする必要はなく、法的に既に整備されているものとして知られていますよね。
結婚当時「スペインでは離婚した場合、子供が成人するまでは母親と子供に居住優先権があること(夫は別に住み、慰謝料や住宅ローンや養育費を払い続ける)」と聞きました。
結婚の数年前に、義両親と夫とで(1/3づつの名義)住宅ローンを組み、義両親の住む近くにピソを購入していたので、義両親には「どこの馬の骨ともわからない者からわが家族の財産を守る」という気持ちがあるのだと、感じていました。

夫と私の収入とで、二人で共有でピソを購入することもできるはずですが、義両親との共有物件のローンがあるので、夫と私の給与をあわせても今はこれ以上ローンを組むことができません。
4年間(彼と私とで1/2づつ)支払い続けている月額約900ユーロのピソの賃貸料でローンを払えることができるはずなのにと思うと、私にはスペインで何もないなと、子供もいないし、根をおろさず漂って生きているなと、まるで夫の家族に搾取されているような気分に最近なってきました。
こんなことを考え始めたのも、この夏にどうしても彼の実家へ里帰りせねばならず、本当に心から憂鬱だからです。
今までは夏に夫の実家へ里帰りするたびに、そのピソの修繕(壁塗り、天井塗り、テラスのペンキ塗りなど)を手伝っていたのです。
本当にのん気でバカだったと思います。
昨年、とあることで義両親の私に対する気持ちがわかりました。
義両親にとって「家族」とは「彼ら、夫、夫の妹」の4人だけだと。
夫に私がどれだけ悔しい寂しい気持ちでいるか泣いて訴え、クリスマスにも二度と行かないと宣言し実行しました。

今現在まだ夫を愛していますし(本当はよくわかりません)離婚することは考えていません。
離婚にまで発展することなく、夫が気分を害することなく私の気持ちを理解してくれるようにどのように話せばいいのでしょうか。
そもそも夫に私の気持ちを理解してもらうなんて、無理な事でしょうか。

視点を変える 2010/07/24(土) 05:04:19
私は国際結婚ではないので、イノセンテさんやの不安や淋しさを、
どこまで理解しているか自信がありません。

しかし、スペイン人の義両親と夫の関係や、ピソのローンなどについて、
状況を変えることはできないと思いますので、視点を変える方向で考えて
みるのはいかがでしょうか。

まず、家を買うということは、負債を抱えるということです。
ある意味、自己破産などのリスクを抱えるということです。
そういう側面を見てみれば、家を持つことに対する考え方やイメージが、
少し変わるかもしれませんよ。

また、義両親にとって、家族は実の家族だけという本音は、
スペインでも日本でも同じだと思います。
お互いそう了解しつつ、上手く関係を築いていくのが「義」の関係
だと思えば、悲観する必要もないと思います。

しかし、問題は別のところにあると思います。
スペインに自分の根がないと感じていることについて、持ち家がもてないことや、財産がないこと、
義両親が本当の家族と認めてくれないことが原因でしょうか? 
家を買えば、自分の足元が固まって、本当の意味での居場所ができるのでしょうか。

私はそうは思えないのです。
たとえ家を買ったとしても、またしばらくすれば、心の穴というか、
得体の知れない不安や不満が、出てくるのではないかと思います。

よっぽどその土地の水が合って、もう故郷の国には帰らなくてもいい!という
ほどの人でない限り、国際結婚で異国に住む人は大なり小なり、
同じような不安や淋しさ、孤独感を持っているのではないでしょうか。

ご主人に気持ちを訴えるのはいいと思います。
何事もよく話し合って、2人で乗り越えていくべきだと思います。
でも、その不安や淋しさを、ピソが買えないことや義両親の本音にすり替えてしまうと、
物事の本質が見えなくなって、ご主人との関係も上手くいかなくなると思います。

問題の根っこは、結婚前に買ったピソではないと思います。
その辺も含めて、洗いざらいよくご主人と話し合ってみてはいかがでしょう。

長々と生意気なことを言ってすみません。

がんばれ 2010/07/24(土) 08:28:12
視点を変えるさんに同感です。
特に「家を買うということは自己破産などのリスクを抱えるということです」と仰っている点ですが、SEPARACION DE BIENESにサインしているということですから、最悪の場合家族共倒れになることを防ぐための最善の方法だと捉えることが出来ます。財産分与、俺の物は俺の物、ということではなく、家族全員が破産する事を防ぎ家族全員を守る防衛手段です。私もSEPARACION DE BIENESを自ら選択しました。

義両親と問題を抱える人は多いし永遠のテーマです。私も少なからずトラブルがあります。でも一番大切なのはご主人との関係です。それさえ安定しご主人の理解力があれば乗り越えられると思います。まずはご主人です!!

理解できるでしょうか? 2010/07/24(土) 10:03:15
 スペイン男性との結婚期間や子供がいない賃貸住まいなどの状況が私と同じです。)>>根をおろさず漂って生きているなと この気持ちすごくすごく分りますよ。

イノセンテさんのご質問の>>夫が気分を害することなく私の気持ちを理解してくれるようにどのように話せばいいのでしょうか。

ですが気分を害さずには難しいと思います。勿論旦那様の性格、お二人の関係にもよりますが、私はこの4年間で相手の気分を害さずに相手の家族への不満を言うのは不可能ということを学びました。 うちの主人は”自分の両親よりも私との生活が大事”と言う人で、実家の家族べったりの人ではないにも関わらずやはり私の彼の家族への不満を自分自身への不満と理解して気分を害している気がします。

私も今年もう彼の実家には行かない!という宣言をしました。彼もそれで問題ないと言いつつも、言動の端々から彼の両親の行動に寛容になれない私への不満を感じました。

実母には”自分の家族の悪口を言われて気分の良い人なんていない。あなたの世代には理解できない感覚かもしれないけど、もう他家に嫁いだ身なのだからそちらの家族に尽くして可愛がられるようにしないと。旦那であろうとも後々の火種になりそうな不用意な不満や悪口は心で思っても口にしないのが生きていくうえでの知恵って事もある”と言われました。納得できない気持ちもありましたが、この前宣言を撤回して彼の実家に行ってきました。

イノセンテさんの里帰りは何日くらいの予定なのでしょうか??
もうどうにも我慢できないような感じですか??今の状態で彼に気持ちを話して冷静に状況を話せそうな感じですか?? 新婚気分も抜けて、恋愛の情熱も冷めて・・、今現在イノセンテさんも私達も義両親との距離や付き合い方を含めた”夫婦のやり方”を模索中なのでは?と思います。 私自身どういうやり方が自分と周りにとって良いのか決めかねているのでアドヴァイスなど恐縮ですが、

御自分が妥協できる範囲でしかもご主人もご主人の家族も満足できる付き合い方のアイデアがクリアになって、しかも冷静に説明できるようになるまで、とりあえずはこのまま不満を我慢して付き合って見ることはできませんでしょうか??少なくともこの夏休みの里帰り中は不満を隠して、ほとぼりが冷めた頃に落ち着いて話すとか・・。 そうでないと男の人って素直だから、向こうに滞在中もぎこちなく行動して向こうの両親に”この子、私達の事嫌いなのかしら???”と思わせるような行動を取って状況をますます難しくするかもしれませんよ。

長々と失礼しました。イノセンテさんの気持ちすごく分るし、お互いがんばりしょう・・という気持ちで一杯です。 

たぶん 2010/07/24(土) 10:50:57
視点を変えるさんに私も賛成です。

家があると今度はそれに縛られて、日本に帰りたくても帰れない、になる可能性もありますよね。

義父母は家族でないとしても、夫君は家族ですよね。
自分で家族をつくっていく、くらいの感覚でいいのでは?
家族ががっしり固まっているスペインだから、疎外感感じて不安、不満がでてくるのは普通だと思います。
でも、自分と血がつながっている人のみを家族と思う、という夫君のご両親もある意味、遺伝子に正直です。

夫君にお話しになるときには、彼に自分の家族についていわれたらどう思うか、と相手の立場になりつつ、しっかり気持ちを話すことが大切かと思います。

結婚20年 2010/07/24(土) 11:08:01
イノセンテさんの気持ちよくわかります。
イノセンテさんは、祖国も放り投げて、異の土地で新しい家族をもつ意気込みでいらしたのに、旦那さんと議両親であなたを混ぜない物件の購入をされれば、もちろん嫌な気がして当然でしょう。家族間(義理のご両親も含めて)の金銭的な不信感はとても嫌なものですよね。
エスカレートしないうちに、旦那様と何とか話し合う必要があると思います。
例えば、義理のご両親と旦那様が購入されているピソの支払いに混ぜてもらう変わりにその権利を4分の1もらうとか。お支払いになっているピソはどなたがお住まいなんですか?ご両親ですか?もしそれなら、両親のピソ購入に息子が協力ということで、3人名義にすることはとても普通だと思います。後々、それはイノセンテさんの旦那様のものになるということですよね。それを担保に、お二人の居住目当てのピソを購入されるとか。
家を購入すること=自己破産 は、可能性が無いとはいえませんが、もちろん経済的な可能性を良く見極めればいいだけでしょう。実際私も家を持ってから、心配事が一つへり、この地に落ち着いた気分になったことを覚えています。

私の場合、イノセンテさんと全く異なり、義理両親より結婚直前にピソをお祝いとして譲渡されましたが、名義は私と夫になっていました。結婚後、弁護士の義理兄のすすめでSPARACION DE BIENESをしました。この後、夫が起業するため、多少まとまったお金が必要になり、結局私の実家の父が出すことに。会社は夫とその共同経営者の名義です。(これも、会社に何かあったときにことを考えて私にあえて名義分けをしませんでした)現在住む家は、私の方が稼ぎが少ないこともあり、夫が100%支払いをしていますが共同名義です。義母が亡くなった際、彼女の宝石類の形見分けは夫の4人姉妹に混ざって同等のものをいただきました。
こんな家族にあたって、幸運だったのかもしれませんが、私の家族が私の夫を自分たちの家族て扱うと同様に私も、扱ってくれているということですよね。
スペインで結婚してほぼ20年になりますが、このような寂しい思いをしたことはありません。イノセンテさんの状況に同情いたしますが、ご家族と打ち解け合うことは無理としても、少なくとも旦那様と解決できるといいですね。また、年月を経て家族として認めてもらえるということもあるでしょうから、希望を捨てずがんばってください。

みわ 2010/07/24(土) 13:38:45
ご夫婦とご主人の両親との距離感の問題かな、と思いました。

旦那さんのご実家のそばに、ご両親含めた共同名義でピソを購入したということは、イノセンテさんも、将来的にそこへ住むおつもりなのでしょうか。それとも、彼のご両親の目と鼻の先で生活するなんて耐えられない、自分は今住んでいる都市にピソを買って(彼の両親とは距離を置いて)生活したいとお考えということでしょうか。
もし、イノセンテさんが将来、旦那さんのご実家の町に住むつもりが全くないのなら、それは旦那さんときちんとお話をするべきと思います。そして、生活の拠点を今住んでいる場所にしたいから、自分たちでピソを買う方法はないのか、と相談するべきです。

実際、本当にローンを新たに組むのは不可能でしょうか。というのも、ウチの旦那も彼の家族が投資目的で購入したピソが彼の名義でした。でも、他のProvinciaにあった物件で、銀行がチェックしなかったからか、ローンの残債が小額だったからかは不明ですが、私たちのピソ購入時には問題なく、担保や保証人なしで住宅ローンが出ました。イノセンテさんのご家庭も現に賃貸分の金額を払えているわけですから、新たに住宅ローンを組むこともできるかもしれません。その辺も含めて、やはり旦那さんとじっくり話しあう必要があると思います。がんばってくださいね!

ファミリ− 2010/07/24(土) 18:34:51
ご主人にこういう風に聞いてみたらどうでしょう?
たとえですが、ご主人がイノセンテさんと日本で結婚することになりました。
結婚前イノセンテさんとご両親で実家近くにピソを3人の名義で購入しました。そして、それは、ご主人の所有物にはならない。
そして、二人の収入で賃貸マンションの家賃を払っています。
ご主人はある時、イノセンテさんのご両親が、家族というのは、両親、イノセンテさん、イノセンテさんの弟(例えば)の4人であるという気持ちを持ってると知りました。
さて、異国日本で居るご主人はこのような立場になってどう感じますか---?というように。

クリスマスに泣いて、寂しい気持ちをご主人に話されたた時、ご主人はどう言われたのでしょうか?

気分を害してでもその後わかってくれるようになる場合と距離ができる場合とどちらかでしょうが、イノセンテさんの言い方によると思いますが。
ご主人の性格にもよると思います。
誰しも、気持ちをわかってもらいたいと思いますが、わかってもらえない場合もありますね。
難しいですが、時を見て、賢く行動して下さいね。

クルパブレ 2010/07/26(月) 03:00:20
視点を変えるさんのご意見に私も賛成です。

とにかく一番大切なのは、イノセンテさんが何を持ってスペインで生活するよすがとなさるのか…これに尽きると思います。
今はそれが旦那様と一緒に生活できることなのではないでしょうか。

他人だった旦那様と知り合って結婚、スペインに暮らし始められたのも「出会い」という奇跡、そのご両親となればもうこれは奇跡以上の運以外のなんでもなく、なんともしがたいものだと思います。
…実は私、義理の両親とは何のわだかまりも無かったのですが、exesposoが二人で稼いだお金をすべて実家につぎ込もうとしたので別れた口です。
お義母さんは「息子家族が仲良く暮らせばそれで満足」と言っていたのですが…。

「里帰りするたびにピソの修繕を手伝ったいたのはのん気でバカだった…」のくだり、私が小さかった頃を思い出しました。
私の母は美容師で、私が夏休みなど長期の休みになるたび、母にとって義理の母である祖母が他県の田舎で経営していた美容室の手伝いをしていました。
もちろん無給で。
食事の費用も別だったようです。
結婚前からの習慣であり「義理の母親を助けて当然」と考えていた母も、祖母から「あんたに手伝いに来いと頼んだ覚えは無い」と言われてからは行かなくなりましたが…。
父はそういう経過を見てみぬ振りでした。
でも、祖母は母を邪険にする一方で一番目をかけていた父の弟一家とその後疎遠になり、最期を看取ったのは母でした。
祖母の財産を最終的に管理したのも母…イノセンテさんの義理のご両親のピソの名義がどうかはわかりませんが、長い人生、どう転ぶかわかりませんよ。

旦那様にとっては何が起ころうがご両親が家族と言うことは変わりなく、そんな旦那様にとって(もしかしたら義理の両親にとってもと言う可能性はある!)イノセンテさんがかけがえの無い人にこれからなっていくのではないでしょうか。

夕暮れ 2010/07/26(月) 20:16:03
旦那様が現在ご両親と一緒にローンを返済しているピソには誰が住んでいるのですか?

イノセンテさんと旦那様が将来住む場所はどうなるのか聞いてみたらいかがでしょうか。そこを当てに出来ないのであれば将来の為にピソ購入を検討したいと旦那様に相談して、彼がどういうつもりでいるのかしっかり話し合うことが大事です。

義家族にとってあなたが彼らの家族に含まれていないと知った時のショックを想像するととても悲しいです。スペインで唯一頼りになる義家族の言葉ゆえ余計に悲しくなりますよね。でも、その言葉に必要以上にショックを受けたり惑わされないでください。もちろん彼らが実際にあなたを爪弾きにしているのであれば問題ですが。

私のスペインの義家族も彼らの本当の家族は父親・母親・息子達だけだと思っていますが私は息子の妻として受け入れられています。私が自分の家族は誰かと考えると正直自分の夫と日本の両親、兄弟を思い浮かべます。でも別に義家族のことが嫌いなのではなく、自分の家族を咄嗟に考えると義両親は(うっかり?)カウントしません。

私が義家族に心無いことを言われた時はまず夫に抗議しました。(義母にスペイン人と結婚したんだから日本は忘れろ、日本に帰省する必要はないと言われた)最終的に夫が両親が私を傷つけたと理解してくれて彼から義両親に言ってくれたのでわだかまりは解けました。しかし最初は夫は世間知らずの義両親が戯言を言っているだけだから本気にするなと私をたしなめましたが、私はとんでもないことを言われたと思ったし、日本にいる両親をないがしろにされたと感じたので夫に本気で訴えました。夫は両親に代わって私に謝ってくれました。

過去は私もいろいろと義両親の言動に傷ついていましたが、現在は何か問題が生じれば都度話し合ったり、夫がいつも味方してくれるので義家族との関係は良好です。遠くに住んでいるため年に数回しか会わないのもお互いを思いやれて良かったです。

旦那様が気持ちを理解してくれるかどうかは伝えてみないとわかりません。何も言わずに悶々とするよりは気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。少なくとも自分の思っていることを伝えただけても少しすっきりすると思います。できるだけ感情的にならないように、落ち着いて話し合えたらいいですね。きっと上手くいきますよ。


追加発言は締め切られました。
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