困っています。労働ビザ取得について(ヨーロッパ永住権と労働許可を持っています)




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たつや [E-Mail] 2010/07/04(日) 05:00:01
はじめまして。
ドイツに8年住んでおり、ヨーロッパ永住権とヨーロッパ労働許可をもっています。
今年の6月にスペイン(valladolid)の外国人労働局へ雇用主のスペイン人と一緒に行ったのですが、局長さんに「君は労働許可を持っているけどヨーロッパ人ではないか労働許可は出せない」と言われました。(じゃあ何の為のヨーロッパ労働許可なのか。。)
スペイン人の失業率の高さから、今年の6月から外国人を雇う法律が改正されたらしく、今までのように許可がおりなくなってしまったそうです(特にヨーロッパ人以外)。
ただし永住権は持っているので住むことは可能なのですが、収入が無いのに住み続けるのは無理です。
8月にValladolidへ引っ越しをするアパートも決定しているのですが、
どうやったら労働ビザを取得できるのでしょうか?
とても難しい問題で私もスペイン人の雇用主も困っております。
このままだと8月に引っ越しはするけれで、許可がおりないので妻(日本人)と子供一緒に日本へ帰ることになってしまいます。
何かアイデアでもアドバイスで良いので教えて頂けないでしょうか。
宜しくお願いいたします。

2010/07/04(日) 09:42:03
ヨーロッパの労働許可をお持ちなのに、何故わざわざVALLADOLIDの外国人労働曲へ労働許可の申請に行かなくてはならないのかが理解できませんが、EU国籍をお持ちでないならば、ドイツ・スペインの法律に詳しい弁護士にご相談されてはいかがでしょうか?在スペインのドイツ大使館にお問い合わせされるのもいいと思います。

2010/07/04(日) 09:42:40
すみません 誤字 労働曲→労働局

たつや 2010/07/04(日) 11:26:17
早速のアドバイスありがとうございました。
書き方が悪くてすみません。
ドイツ発行の「ヨーロッパ永住権」には「労働も許可する」とかかれているのですが、念のため在ドイツのスペイン大使館に問い合わせたところ、移民のために前もってビザを申請する必要はないが、働くためには現地の当局に問い合わせをするようにと言われてあったのです。
確かに、移民の法律に詳しい弁護士に相談するのがいいですね。なるほど、在ドイツのスペイン大使館より在スペインのドイツ大使館のほうが親身になってくれそうな気もします。(ドイツに住んでいることで得た権利なので…)
ただし、弁護士の方はスペイン人の雇用主にお願いするしかないようですが、彼はわりとのんびり屋なので、話が前に進むのはいつになるのか心配です。

私たちにできる手段が他にもありましたら、どなたかひきつづきアドバイスをよろしくお願いします。

ひろ 2010/07/04(日) 11:37:30
こんにちわ、私もスペインへ転勤する以前他のEU国での生活が長く、
すでにそこで永住権を持っていましたがスペインでは通用せず、
スペインで一から滞在許可を取り直しました。

たつやさんはおそらく基本的なこと、

’ 「ドイツの非EU国出身者に対する他のEU国の永住者の扱い」と
  「スペインの同者の扱い』が同じではない ’

ここから思い違いされているのではないでしょうか?

私は会社内での移動でしたので弁護士を用意してもらったため
実際の手続きは殆どしておらず、あくまでもその当時自分で調べ得た範囲での
情報しか持ち合わせておらず、細かい確かな内容、
または現状についてはわからないのでこういう公の掲示板で書くことによって
誤った認識や誤解を引き起こすことがあれば申し訳ないのですが

状況を拝見するにかなりお困りのようなのであくまでもご参考までに、、

確かスペインはEU連合で決められた
「合法に滞在5年以上滞在している非EU国出身者に関する移動の自由」
の条約に調印していず、日本人はあくまでも新規の非EU圏からの
移民扱いになるはずです。

私の場合も転勤させた会社の人事自体もそれを知らずに転勤させたため
弁護士を通して、それでも一年強労働許可の申請に手間取り、
その間は弁護士曰くの厳密に言えば非合法だけれども
取り締まることはできないという非常に弱い根拠且つ荒い方法の
前の居住国の居住者カードで滞在したまま
税金や社会保険も前の国に払い続けるという環境におりました。

なので日常の個人的な手続きに関しては前の国に自費で戻らなければいけなく
また、いつ滞在許可がでるのか果たして申請そのものが許可され
このままこちらに居続けるのかどうかもわからずという不安定な状態で
精神的に疲労してしまいました。

まず一刻も早く弁護士の方と雇用主を交えてご相談されることを
お勧めします。

ひろ 2010/07/04(日) 12:08:45
書き込みを作成している間にトピ主さんが書き込まれていますが
少し気になったので再度書き込みます。

なんとなくやはりたつやさんの認識がズレている気がして再度強調で付け加えます。

在ドイツのスペイン大使館のアドバイスはなんらおかしなものではないです、
 >移民のために前もってビザを申請する必要はないが、働くためには現地の当局
  に問い合わせをするように。
これはひどく正当なものです。

滞在許可または労働許可は滞在する予定の地域の
警察内の外国人労働局が可否の全権を持っています。

それでvalladolidの警察内での外国人労働局で
 >ヨーロッパ人ではないから労働許可は出せない
と言われたのですよね。これも正当だと思います。

要はスペインは条約に調印していないのでたつやさんの所持されている
永住権はスペインではヨーロッパの永住権ではなくドイツの永住権ということで
スペインとはなんの関係もないものなんです。

確かこの条約には奨励されているもののあくまでも任意での参加で
参加していない国はスペイン以外にも存在して
厳密には「ヨーロッパの永住権」というものは
まだ存在しないはずですよ。

ですので在スペインのドイツ大使館に行かれても
できることはないと思います。

再度書きますが一刻も早くスペインの移民専門の弁護士に
相談されることが一番です

たつや 2010/07/04(日) 13:52:17
ひろさんご丁寧にありがとうございます。
とても詳しく、実例がわかったので、大変参考になりました。

この「合法に滞在5年以上滞在している非EU国出身者に関する移動の自由」の条約の例外は、グレートブリテンとアイルランド・デンマークのみであって、それ以外のEU加盟国ではより簡単な条件(審査)で永住することができる、ということが私の持っているドイツの書面には書かれています。

だからかどうかは知りませんが、スペインの外国人労働局にも「居住はできる」と言われました。ですから私はこのEU永住許可は有効で、問題は労働許可だけかと思ったのです。

しかしひろさんの言うように、スペインがこの条約に調印していないのであれば全く白紙からのスタートになることはもっともなことです。

先月に移民に関する法律が、私たち非EU市民にとって厳しく変わる前でも、申請してから1年強かかったのですから、今から申請したらどれだけかかるかわかりませんね。

ひろさんが居住許可を得たのはいつのことなのでしょうか。よろしかったら教えていただけませんでしょうか。

ひろ 2010/07/04(日) 22:55:38
私自身の手続きを開始したのは2007年秋で
実際に全てが終了したのは2009年春です。

担当した弁護士は元々労務が専門で専門外なので時間がかかるのかなと
思った覚えがあります。

ですのでかかった期間に関してはあまりご参考にならないように思います。

人によっては早いと言う人もいますし、そんなものだと言う人も。

同じビルの別の会社のブラジル人と話したときその人は半年かからずに
出たとの事なのでやはり弁護士の持つコネや経験で差があるのかなと
思いました。

いい弁護士がみつかるといいですね。

別のケース 2010/07/05(月) 12:30:49
 たつやさん、8月に引越し予定ということで時間も限られておりお困りのことと思います。ひろさんの詳しいお話しに付け足すこともなく、私も似たようなケースを経て言えることは外国人の労務に詳しい法律家の正しい情報と処理、申請方法を教示してもらう。これに尽きると思います。

私も他のEU国の労働許可付き滞在許可証を持っていてスペインに住み始めました。2007年時、マドリッドの移民局では今持っている隣国の滞在許可証で居住も労働も可(だと思う・・)と言われました。だと思う・・の部分が気になりました。会社の人事もEU圏の
会社の為、大半がEU圏の国籍保持者の為私のようなケースは前例がなく大丈夫(だと思う・・)の範囲を出ない物でした。

滞在許可証を発行した国の在スペイン大使館にも出向きましたが
こちらとしてもEU圏内での通例しか知らず、しかも滞在許可証を発行したとはいえ、外国人の事で相手にしてもらえず(元々公務員は
最小限の事しかしない国なので、これは推測できたことでした。ドイツのようなお国ではまた違った対応かもしれませんが・・)マドリッドの警察署のようなところで聞いても多分大丈夫だと思う・・
の範囲を出るきちんとした情報を呉れる人は誰もいませんでした。

私の場合ひろさんと同じで働く会社自体は変わらないものだったので以前住んでいた国で税金や社会保険も払い続けていました。ひろさんの仰るように電話でのやりとりでは埒があかず止む終えず対面でやり取りせざるを得ない場合(ラテンの国では得てして対面の方が事がきちんと運ぶとこの時学びました)は飛行機で前住んでいた国とスペインを移動せざるを得ずその当時は本当に心休まる時がありませんでした。 

たつやさんはまだドイツにいらっしゃるということなので、そちらで集められる書類や事務処理などは最大限進められる事をお奨めします。とはいえ、現時点では何をどうすればという状態と察しますが・・。

当時、法律的な事をしらないお役人の(・・と思う)付きの意見に翻弄されました。また似たような境遇の日本人の”絶対そう!”
という意見にも翻弄され、後に絶対!と言い切ったその意見が法律の改正などで実は現在は適応外ということも多々あり、こういったことに関してはお金を払ってでも専門の法律家に最新且つ根拠のある情報を教示してもらう以外に手立てはないと痛感しました。

当時は随分翻弄されましたが、今となってはヨーロッパで生活していくうえでの姿勢というか・・やり方を学んだと思ってあれも無駄ではなかったと思えます。当時スペイン語ができなかった為に前の国で法律家のアドヴァイスを貰い、尚且つ最終的にはスペイン人同居人(現在の夫)の配偶者ビザを発行してもらうのが一番簡素かつ
迅速な解決法という・・なんとも脱力な解決策で終わった為に、
ふさわしい法律家をご紹介できないのが残念ですが、すばやい解決ができると良いですね。


追加発言は締め切られました。
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