スペイン人の別荘




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不思議 2010/04/28(水) 11:37:17
スペイン人と結婚し、渡西してきた者です。
結婚するまでお給料など聞いたこともなかったので
こちらにきてびっくりしました。

ただ、そのお給料事情をしって、さらに不思議なことがあります。

私の夫のお給料は日本の平均給料とんとん、それ以下か、です。
身内の中では一番いいそうです。

それなのに、身内や友達で別荘を持つ人が多いこと多いこと。


日本では日本人の平均お給料で、別荘をもつなんて、
到底考えられないことですが、こちらでは結構普通だよ、と夫は言います。

スペイン人って、家と休日にはお金を使いますよね。
だからといって別荘をもつって、普通のことなのでしょうか?

アスレホス 2010/04/28(水) 13:05:28
私の住んでいる村は地方という事もあり、
ここに住み働いている人々は、
スペインの平均月収よりさらにかなり低いです。

別荘(chalet)を持つ事ですが、ここでは普通です。
でも日本人がイメージする別荘のイメージとかなり違うかもしれません。
多くの村人が、
町なかの居住地区から車で5分ほどの所に別荘を持っていて
そこへ行ってゆっくりと読書をしたり、お料理をしたり、
庭に菜園をこさえたり、みんなでdvdの映画をみたり
サッカーゲームをしたりしてして、余暇を楽しんでます。
私も友人たちにお呼ばれして、週末はほどんと別荘で
過ごさせてもらっています。

家族みんなで10年かけてつくった手作りの別荘や、
10家族が共同で古くて広いお屋敷を買い取って別荘として使っていたり。
ここはかなり暑い地方なので、別荘にはたいていプールがついていて、
(そのプールのタイルも一枚一枚自分たちで何年もかけて
好きな色を並べて貼っていった、と言っていました。とってもすてきなプールです。)
夏はだらだらと1日泳いだり、おしゃべりしたり、昼寝したり。

私のまわりの友人たちを見る限りでは、
家と休日にお金をかける、というよりも
知恵を絞ってあまりお金をかけないで、
のんびりとしみじみと人生たのしむコツを心得ているなぁ、、、と感じています。

ららら 2010/04/28(水) 13:41:00
中年以降世代ならふつう、若い世代なら普通じゃないと言ったところでしょうか。
私はペセタからユーロに変わる少し前にこちらに来たのですが、
お給料は変わってないのに物価は倍増しました。
来た当時は確かmenuが600ペセタぐらいで食べれたような覚えがあります。
今じゃ6ユーロでもないですよね。
まだ10年経ってないのにこの変化はふつうじゃないです。
そんな経済的な理由と、楽しむことにお金をかけることに罪悪感を感じないお国柄もあって別荘を持っているひとが多いのだと思います。
別荘と言っても庭付き一戸建てでなく、アパートということもあります。

tama 2010/04/28(水) 13:46:21
20年くらい昔は不動産すごく安かったんです。だから、じゃないですかねえ。
コスタ・デル・ソルのワンルームマンション150万とかでしたもん。
ローンの利率が高かったんですが、お給料安くても買えないことのない値段でした。

ぷーさん 2010/04/28(水) 14:06:48
日本人の平均お給料並みってことは、こちらでは高給ですよ。政府発表の併給給料を比べると、日本の半分以下の国ですから。月給が手取り1000ユーロ以下の人も多いです。

セカンド・ハウスについては、以前は不動産が安かったので手に入れることも難しくなかったようですよ。家を買って10〜15年でローンが終わり、じゃ2軒目でもということができたそうです。今の若い人も家族所有のものを使っている人が多いんじゃないですか? 不動産価格が上がった今、若い人の中ではセカンドハウスを持つのは難しくなっていると思います。

羨ましい? 2010/04/28(水) 15:00:29
別荘といっても日本人が想像する「別荘」とはかなり違いますよ。CASA DE PLAYAとか、CASA DE VERANOとか呼んでます。
年間30日の休みをホテル宿泊するより安あがりです。
都心の小さな賃貸ピソに住んでる友達家族も、車で1時間くらいの郊外に別荘を持っています。
ご主人がご満悦で、半強制的に週末毎に言っていますが、奥さんは「かえって疲れる。掃除に行くようなもの。
冬は、暖炉に火を入れて家が温まった頃には帰ってくるの」ってぼやいてます。
我が家では義父母の別荘を使わせてもらって、その分の費用は里帰り用に貯蓄させてもらってます。
少なくともマドリッドのスペイン人家族では、別荘を持つってそんなに特別な事ではないような。
特に、私の義父母の年齢の人達にとっては。

日本在住 2010/04/28(水) 17:32:19
義両親が長野県に別荘持ってます。
いわゆる高級別荘地ですが、建物は普通の別荘なので、

>「かえって疲れる。掃除に行くようなもの。
冬は、暖炉に火を入れて家が温まった頃には帰ってくるの」

これ、同じです。
夏に1週間以上滞在するなら快適ですが、週末に1−2泊するだけの場合は、

到着後と出発前の掃除、寝具の用意と持参、キッチンがあるから買い物して食事作って、
山の中なので春や秋はもう寒くて暖房が必要、維持にも手がかかるし、etc...と、

家事をするほうにとっては、仕事ばかり多くて全く休暇になりません。
自然はすばらしいですが、自宅でのんびりするほうが楽です。
私も週末のみの宿泊は行きたくないです、実は。

日本の別荘だって似たり寄ったりですよ。
高スペックの別荘を持っているのは、ほんの一部の人たちだと思います。

時差ぼけ 2010/04/28(水) 18:35:46
火山噴火の影響で大変な思いをしてどうにかスペインに戻り、
早速 気掛かりであった別宅に出掛けてみた。雑草に覆われた庭を見て天を仰ぐ。

リフレッシュの為に手に入れた別宅だが、毎週末に出掛けるのは家の様子を確認と掃除の為。癒しにならない。
植木が多いと四季を通して大変な仕事、花が咲いて運よく鑑賞できれば良いが
留守中に満開になる事が多く、それだけ出掛ける日が少ないのです。

暖炉に憧れた数年は良かった。夫婦2人では4部屋が未使用、
これでガスオイルのカレファクションを点ける事は無駄であり、もう冬は泊まらない。
パリに住んでいた私の先輩も同じ事を言っていたが、私も還暦を過ぎてから
かなり負担を感じています。
知人のスペイン人達も同様のご意見を持っているようです。


不思議 2010/04/28(水) 21:16:16
たくさんの情報ありがとうございました。

中高年代の方にとっては普通、今の人にとっては
普通じゃない、

昔はとっても不動産価格が安かった。

などを踏まえると、なるほど、と思いました。

確かに夫の両親の別荘も、ペセタの時代に購入したものだし、
友達夫婦の別荘も、おばあちゃん時代のもの、
一人最近購入した人もいるけどどっかからお金がでたのでしょう(笑)

私も、義理両親の別荘をよく使わせてもらって、
便利だし、旅行にいくよりお金がかからなくて
いいなあ、と思っていたのですが、
毎月の我が家の家計をみると、とても
別荘に支払う分なんて残りません。

なのでこのお給料事情で、どっからみんなお金が出てくるんだろうと不思議に思っていました。

また、確かに自然の多い山に別荘をもつ友人は、
冬は寒くて、子供をもつ兄弟家族たちはこないので
毎回来るのも、掃除するのも大変!といっていました。

招待してもらう側はいいのですが、確かに庭の手入れや家のメンテナンスなんて考えたら大変そうです。

みなさんのおっしゃることを考えると、
今の世代で別荘を購入できるって、相当お金持ち、ですよね、、、

我が家は毎月のローン支払いや車の維持、管理費等の支払いだけで火の車です(汗)

スペイン在住 2010/04/28(水) 21:54:44
夫は自営ですが、日本の高給取りほどではないです。
私もたいした稼ぎはありません。
ただ、実家が結構裕福で、何かと援助や贈与があり、自宅を担保に購入した別荘を持っています。
バレアレスの土地を譲り受けましたので、そこに、家を建てました。
自分でいうのもなんですが、日本なら、相当のお金持ちでないと持てないようなお家です。友人や家族が来ると、”かなりなセレブね〜”といわれますが、毎月のローンはたいしたことないです。日本で、3LDKのアパートを払っている弟と同じくらいでしょうか。。。
スペインは、まだ、HERENCIAへの課税が少ないのでこういうことができるのかな〜と思います。私の周りにの友人達も同年齢で同様な境遇な人がたくさんいますので、スペインでも異例なことではないと思います。
ちなみに、我が家、お金持ちではないです。貯金額、日本の家族に笑われます。


追加発言は締め切られました。
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