ギリシャについでスペイン?




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モチ 2010/04/24(土) 22:50:32
スペインの経済状況がとても気になります。
ギリシャがとうとうSOSを出しましたが、次いで経済破綻するのはスペインだと言われているそうです。

夫が趣味で経済関連のページを良く読んでいるのですが、
今年の秋に大手銀行もいくつかつぶれ、破綻するのではと予想している人もいるらしく、
銀行からお金を引き出しておくことを勧めている人もいるようです。

それが本当であれば、また本当でなくてもそこまで危ない状況ということでやや不安になってきました。

皆様は何か対策を練ったりしていらっしゃいますでしょうか。

怖い 2010/04/25(日) 00:04:25
ギリシャの他、スペイン、ポルトガル、イタリア辺りがかなり危ないと私も聞きます。
貯金、ユーロ自体がなんだか信用できなくなってきて、いっそ円で持っていた方がいいのかも?なんて最近考えます。
不安ですよね。

現在 2010/04/25(日) 00:11:30
一銀行・一人あたり50万ユーロまでが保証されると聞いてますが・・

参考 2010/04/25(日) 00:28:10
http://www.invertia.com/canales2/canal.asp?idcanal=841
http://markethack.net/archives/51365285.html

問題児? 2010/04/25(日) 11:36:05
怖いさんがおっしゃるようにこれらの4国はEUの問題児PIGSと頭文字で言われていますよね、、、
この先変な状況にならなければいいのですが、、

ロイター 2010/04/25(日) 13:16:19
昨日のロイター通信では、
  今後、アイルランドとポルトガルに飛び火しないように
との記述がありました。
スペインは入っていなかったので、ほっとしたのをおぼえていますけど。

モチ 2010/04/25(日) 13:16:55
意外とこの話題についてここの掲示板で出ない事が実は不思議に思っていました。

銀行の保証については、保証はするけれどもいつ払えるかはわからないという状態に陥ると聞きました。
つまり口約束だけでそのお金をいつ手元に返してもらえるかはわからない状況が続くということらしいです。

スペインやその他問題児と言われている国は、
打開策として物価を下げていくという方法どころかその逆で、更に公的機関の値段を上げ、公務員切りや今後採用しないというやり方を選択し、更なる悪循環を招くと言われています。

私は経済などに詳しくはないですが、スペインに住む1人として不安です。

モチ 2010/04/25(日) 13:19:02
スペインがギリシャを援助していると聞きました。
そんな余裕があるとは到底思えないので驚いています。

これで破綻したら笑い者ですよね。

うちは 2010/04/25(日) 14:11:49
スペイン人の夫は口座をひとつ解約して、大金じゃないですがキャッシュを家に置き始めました。彼も経済オタクみたいな感じでよく情報収集しています。スペインが発信する情報だけではなく、世界が分析しているスペインの状況を見ています。

うちは 2010/04/25(日) 14:18:00
もしポルトガルに飛び火したら、その後は確実にスペインだろうと読んでいます。当たって欲しくないです・・・。

預金利率 2010/04/25(日) 16:20:26
今、一部の銀行の預金利率がいいですよね。
ちらと見たところ、某銀行は9%としていました。

資金集めに必死なんでしょうか

郵便局は? 2010/04/25(日) 16:27:25
気になりますね、スペインの経済状況。
ところで郵便局の銀行についてご存知の方いらっしゃいますか?
民営なのかもしれませんが、日本のゆうちょ銀行のように、ある程度国が補償してくれるのかと思って、大手銀行から預金を移そうかと考えているところです。
どなたかご存知の方いらっしゃいましたら、教えてください。

ドイツ銀行 2010/04/25(日) 18:36:02
郵便局の銀行はドイツ銀行です。
私も口座開いてますが、局長は「ドイツは絶対潰れない」と言ってました。
実際ドイツ経済いいですもんね

PIGS 2010/04/25(日) 18:59:03
昨年の暮れごろから、かなり問題になってます。ユーロはPIGS問題などで、対円でも対ドルでも昨年と比べるとかなりのユーロ安です。私はスペインに来て日が浅いですが,ずいぶんと銀行が多いなと思いました。不動産バブルが崩壊したのに、こんなにたくさんの銀行があって大丈夫なんだろうかと思います。最悪の事態も考えて、資産を分散管理しておくなどの措置を取っておいたほうがいいと思います。

PIGS 2010/04/25(日) 19:25:26
コピーです

ユーロ圏16カ国の財政赤字GDP比ランキング

2010年4月23日(金)12:33 written by 外為総研 植野

昨日18:00に欧州統計局が公表した昨年分のギリシャ財政赤字の拡大修正がユーロ相場に大きな波紋を呼んだのは既報の通りですが、同時にユーロ圏16カ国の財政赤字が全て公表されています。相場がひとまず落ち着いたところで、改めてそのランキングを眺めてみると・・・

1位、アイルランド:14.3%
2位、ギリシャ:13.6%
3位、スペイン:11.2%
4位、ポルトガル:9.4%
5位、フランス:7.5%
6位、スロバキア:6.8%
7位、キプロス:6.1%
8位、ベルギー:6.0%
9位、スロベニア:5.5%
10位、イタリア:5.3%
11位、オランダ:5.3%
12位、マルタ:3.8%
13位、オーストリア:3.4%
14位、ドイツ:3.3%
15位、フィンランド:2.2%
16位、ルクセンブルク:0.7%

日本は 2010/04/26(月) 00:21:57
GDP比で10.5%だそうです。
借金大国といわれる割には、少ないのかもしれませんが、ユーロ圏ランキングで見ると4位ですね。

ギリシア破綻回避のために5800億円投入とニュースにありますが、日本の税収の2%もないですね。

そう考えると、10.5%と言¥いえどその金額の大きさに不安を感じます。

スペイン程度の税収規模でも、日本より行政サービスが行き届いてるように感じます(窓口のサービスは置いといて)。日本は税収と同じくらい毎年借金して、ものすごい国家予算規模なのに、いったいどこに消えてるんでしょう。

WBSで 2010/04/26(月) 16:11:47
日本にいます。先ほどワールドビジネスサテライトで、
総合シンクタンクの解説員が言ってました。

日本がギリシャ並みかそれ以上の借金を抱えていても、
世界のマーケットにおいて破綻しないのは、今のところは、
国民がかなりの貯蓄を持っているから、

なんだそうですよ。へえー。
確かにね。

でも、日本も景気が悪くてお給料も下がってるし、
年齢と共に無条件で年収が上がる時代も終わるので、
各家庭の貯蓄額も減りそうですね。

しかし、日本は老後の社会保障が弱いので、
お金貯めておかないと、年金だけでは暮らせないというのが、
普通の感覚です。バカンスの別トピックがありましたが、
日本にいたら、バカンスに大盤振る舞いはできませんわ。

トピズレ失礼しました。

ところで、 2010/04/26(月) 17:08:06
経済はあまり良くわからないのですが、ギリシャの破綻は実際に国民の貯蓄に影響があるのでしょうか?アルゼンチンの時のように銀行に人々が殺到するような映像が流れていないので、あまり気にしていないのですが・・・。一応、EU連合なので、銀行破たんで国民が困窮するような事態にはならないと簡単に考えているのですが、間違いでしょうか・・・。スペインの銀行が手に負えないような不良債権を隠していたりしないのでしょうかね・・・。あれだけのバブルがはじけて、高騰した不動産価格が暴落しないのがいまだに理解に苦しみます。どっかでだれかが操作しているんでしょうね?

モチ 2010/04/26(月) 17:22:57
私も経済に詳しくないのでわからないのですが、
ところでさんがおっしゃるように不動産価格にたいした変化が未だに見られないことが不思議でなりません。
うちの近所もSE ALQUILAやSE VENDEの看板だらけなのはもう2年前ぐらいからですし、新築ピソも人が埋まっていない状態が随分長く続いております。
借り手、買い手がなければ値段を下げるという普通と思えるアイディアをスペイン人が持っていないのか、何か裏があるのか理解できません。
ピソも何年も空けていれば痛みますよね。

たぶん 2010/04/26(月) 22:10:41
その背景には不動産査定機関と金融業界はとにかく密接な関係がある様で、もし不動産が需要と供給に基ずく正当な価格になり、担保の資産価値が下がれば一気に銀行の負債が増大して、株価も急落するでしょうし、下手すると破綻してしまうからではないでしょうか。
http://www.elmundo.es/elmundo/2010/01/15/suvivienda/1263557699.html?a=54e29a0b5665e38560f7f22600e911f0&t=1272309588

しかし参考さんが貼られているリンクによれば、スペイン銀行界のリーダー的存在サンタンデールが住宅資産の評価価値を一気に32%減額した様ですが、、、これはいよいよ"バブル後の銀行生き残り合戦"の火蓋が切って落とされたのかも知れませんね。

やはり 2010/04/28(水) 17:54:35
PIGSですか・・・。それでも2009年の物価上昇率が1.4とか1.5%といいますよね・・。この状況で少なからずまだ物価があがって、人件費も上がって、、日系企業にとってみれば、ますますスペインに子会社をもつ意味が問われる時代になって来たということですね・・・。こりゃー、大変だー!

ちょっと 2010/04/28(水) 22:21:21
気になりましたが、人件費、あがってますか??
20年前にこちらで働き始めたころと、大してかわっていないような感じしますが。。。関係ないコメントですみません。

とうとう 2010/04/28(水) 22:29:20
つい先ほどですが、
格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が
スペインの信用格付けを「AAプラス」から
1段階引き下げ「AA」としました。
とうとうスペインもきましたよ。。。

普通に考えて 2010/04/29(木) 11:25:23
普通に考えましたら、

>スペインの信用格付けを「AAプラス」から
>1段階引き下げ「AA」としました。

AAって全然良いと思うのですが。何か問題があるのでしょうか?

また、そのほかのコメントも拝見しましたが、スペインが危ないと必要以上に煽る必要はないと思います。
実際、スペインがダメになったら、ドミノ方式でスペイン国債の保持率の高いドイツ、フランスも相当危なくなります。スペインが倒れる日にはヨーロッパ全体がダメになるわけですから、それがそう簡単に現実になることはないと思いますよ。

日本は 2010/04/29(木) 11:58:59
>スペインが倒れる日にはヨーロッパ全体がダメになるわけですから、それがそう簡単に現実になることはない

こういう言い分は、よくスペイン人から聞きました。
困ったら欧州銀行が助けてくれるとか、かつては、スペインの不動産バブル
が弾けるわけはない、そうなったらEU全体が困るのだからと。
いまやEUは名実共に運命共同体なので、確かにそうかもしれません。

でも、それをいつまで経済の安定した他の加盟国が我慢できるか、ですよね。
今回のギリシャには、EUとIMFから5兆円の支援が入ります。
次はポルトガルかスペインといわれています。
どこまでEUがそれに耐えられるか、支援を支えている側(厳密な
区分けはできないにしても)には、共同体とはいえ不公平感が残るでしょう。

EUだから大丈夫と、胡坐をかいていていいとは思いません。
しかしもちろん、無駄に不安を煽る必要もないと思いますが。
日本も同様ですね。

プペット 2010/04/29(木) 14:47:19
 >>EUだから大丈夫と、胡坐をかいていていいとは思いません。
しかしもちろん、無駄に不安を煽る必要もないと思いますが。

確かにそうですね。 PIGSの経済危機が取りざたされるようになってすぐの頃、外務大臣のmorantino氏がCNNの名物記者、amanpour女史のインタビューに答えていて、morantino 氏は”スペインとギリシアの状況を一緒にしないで欲しい。スペインの経済は安定しているし政府は対策を早々にうっているし何も心配はしていない、とにかく大丈夫”の一点張り。 外務大臣としては火消しの為にそういわざるを得ないのはわかるけれども、amanpour 女史の”そういう頑ななまでの楽観主義が逆に外国人投資家の不安を煽っていると思いませんか??”との問いの方が的をえていると思います。

スペインはEU加盟に対して元々肯定的、EUの最後のワゴンに飛び乗って得した組なのでEU加盟国であることが有益かどうかという議論が出ることはありませんが、元々EU加盟に対して懐疑的な意見が多かったフランスなどはここ最近は”EUの有益性とは??”という議論がかなりなされています。 多くのフランスの経済学者はこの危機を乗り越えるにはEU全体で乗り切った方が各々の国で乗り切るようりも大きい被害を回避できると考えているようですが、市民単位では、不公平感はかなり大きいと思います。EU統合後の物価高に
加えて、PIGSに比べて補助金が少なかった割に尻拭いはさせられて・・と言ったところだと思います。

正直他国の報道で、スペインの失業率の高さ、 極端に不動産に依存している経済状況、最低賃金の低さ等などマイナス材料が多々報道されていてスペイン外の人から心配されますが逆に、私の周りのスペイン人もかなり楽観的ですね。 

イギリスの首相選挙でも、親EUの候補二人でさえイギリスのユーロ通貨加盟にかんしては論外視だとか、この状況をみれば当然ですかね。 

HU 2010/04/30(金) 11:15:53
私も、スペイン人は自国の経済に対して非常に楽観的であるように感じて驚いているところです(もちろん人によりますが)。

楽観的 2010/04/30(金) 12:38:07
スレずれですいませんが、経済だけじゃないですよ。何に対しても世界で一番楽観的な国だと思います。お葬式を24時間で全部終わらせる国ですから。でも楽観的だからと言ってすべてがいいとは思いませんね。それが怠慢につながり、結局は今のような経済不況を招いたかたもと思う今日この頃です

モチ 2010/04/30(金) 13:03:52
トピックを立てさせていただいてから、静かに時には考えながらうなりながら皆様の書き込みを拝見しております。

スペインに居て思う事は、どのような事に関しても起こった事に対して慎重に考える事が苦手で、更に踏ん張りが利かない国民性なのではということです。
追いつめられると自分たちで何とかしようと思案し頑張るのではなく人のせいにする、経済のせいにする、国のせい、サパテロのせい...。国民一人一人に責任があるという考えは全くない気もしますし、でもこれは近年の日本にも言える事ですが。

スペインは万年不景気なところもあるので自覚も薄いんでしょうね。

supeinjin 2010/04/30(金) 19:06:02
Sobre la economía española os digo que la cosa está peor de lo que dicen los medios en España, mi país ha estado viviendo del "cuento" desde su entrada en la ue. (1986), aquí llegaron muchas ayudas por ser los más "pobres" de la comunidad economica europea de entonces, esas ayudas no se aprovecharon bien para crear un tejido productivo serio, sino más bien para corrupción, construcción y demás disparates.

A lo anterior se une, que el país es una zona periferica en europa, con lo que eso supone, estamos en las linea, del mediterraneo, tipo italia, portugal, grecia, así(los famosos PIGS). España tiene un sistema educativo malisimo, de los peores, por lo que esto entre otras cosas, hacen que no tenga un gran porvenir, mirar las tasas de paro entre los menores de treinta años (cerca del 50%).

En definitiva, no quiero ser agorero, pero aquí vienen tiempos muy malos para el pais, especialmente después de este verano la cosa se va a poner "calentita", ya lo vereis, además con la clase política que tenemos, no os espereis grandes soluciones.

España vivió muchos años del cuento y ahora le toca pasarlo mal, su futuro serán, bajada de pensiones, eliminación de funcionarios, subida de impuestos, recorte de gastos sanitarios y educativos, en definitiva la clase media lo tendrá fatal, quizás hasta desaparezca.

otro supeinjin 2010/04/30(金) 22:57:55
Tú lees demasiado a Santiago Niño Becerra y a Marc Vidal, y por supuesto burbuja.info.

un saludo. arriba burbujistas!

うちは 2010/04/30(金) 23:22:39
常々日本の両親にスペインの状態を心配されます(日本も大変だけど、そっちも大変になるよって)。私はスペインは、これから厳しい時期が来ると覚悟しています。覚悟をして心の準備だけでもしておくのは、寝耳に水状態で急に慌てるよりは良いかなと思いいています。父には人生で不況を経験することは決して悪いことではないと言われました。頑張って乗り越えたいと思います。

サパタロ 2010/04/30(金) 23:51:24
エスパーニャ ヴァ ビエン・・・。スペイン人の方が書かれている文章を訳して頂ける方、いらっしゃいませんか?

プペット 2010/05/01(土) 03:23:00
 PIGSさんがスペインって銀行が多いな・・と思っていたと仰っていましたが、実は私も同じことを感じていました。
数ヶ月前フランスのニュースで”EU圏銀行の落第生”というタイトルで報じられていたのですが銀行の手数料が高い国ベスト3、
1位イタリア2位スペイン3位フランスとのことでした。comision europeo が他国よりも高い手数料が適正かどうかの調査を要求していると締めくくられていました。 最低賃金の低さに比べて銀行手数料だけはEUでも2番目に高いということですね。
しかもスペイン人の夫に、スペインでそういう事実が報道されているか尋ねても知らないとのこと、夫が見逃しているだけかもしれませんが、国民が不満を抱くような事実はなるべく知らせないようにしているのではと勘ぐってしまいます。

あの私もどなたか>>Santiago Niño Becerra y a Marc Vidal の二人がどういう説を唱えているのかご存知の方がいたら教えて頂きたいです。

rto 2010/05/02(日) 14:23:17
Totalemente de acuerdo con supeijin, tiene bastante razón, ahora en españa viene una epoca mala para clase media.

にゃんこ 2010/05/02(日) 17:45:24
>父には人生で不況を経験することは決して悪いことではないと言われました。

ほんと、その通りだと思います。
何でもうまく事が進むと、このままでいいんだーと、深く考えることがなくなると思います。

苦難に出くわした時に、何を考え、どう対処するか
苦行を乗り越えた後は、自分自身も精神的に成長できるはずです。

とくちゃん 2010/05/03(月) 18:19:34
今日日本に居る母から、ニュースでスペインに失業率は20パーセントのままだと深刻に取り上げられていたとメールがきました。
正直去年から日本の両親にスペインについて本当に大丈夫なのかとなぜか私が責められている気がして嫌な感じです。

amante 2010/05/04(火) 10:45:15
supeinjinさんの内容を辞書で意味を取りましたが、かなり悲観的なご意見でらっしゃいますね・・・。

EU通貨統合で劣等生が無理やり名門校入りしたイメージが強く本来実力が無いのに、周りに有るように思わされ、また政府もそれで大衆を扇動した・・・。経済を安定させる手段にバリエーションが無いので、不動産に依存せざるを得なかった。それが頼りにならないとわかった今、何も残っていない。。。言いすぎでしょうか?

おそらく欧州中央銀行もスペインのとんでもない含み損は知っているでしょう。それを小出しに出さないと周辺の大国に影響を及ぼすので、EUとしてそうせざるを得ない状況かと思います。スペインにしてみれば、これでも状況はラッキーと思います。

なので、ここまできたら、時間をかけて軟着陸(??)して引き続きEUのお荷物国としての宿命をまっとうするしかないでしょうね・・。もう昔のような状況は戻らないでしょう。人も企業も夢を見ていたのでしょう・・。

それと最後に、経済回復させるも、スペイン人の仕事に対する意識、教育レベルの低さ、責任転化の癖、社会主義を思わす過剰な労働者保護、、足かせになるものばかりです。回復は他力本願しかないでしょう・・・。

こういう私もプチ資産家のスペイン人と結婚して華やかな時代を過ごしましたが、もう二度と戻らない時代(二人の仲も)なのだろうな・・・と思うと、やっぱり人間も分不相応というのは大事ですね。愚痴になっちゃいましたね・・失礼しました。

今度は・・・ 2010/05/04(火) 11:08:15
格付け会社のフィッチがスペインを格下げするかもしれない報道が・・・

とくちゃん 2010/05/04(火) 11:13:47
amante様と同じように感じています。
前と同じようにはスペインは戻らないと・・・

急であれ少しずつであれ、成長し続けている国がたくさんあるこの世の中、私からみると(スペインを15年ほどしか知りませんが)全く何も変わっていない気がするのです。

取り残される意外の明るい未来は私には見えません。

地方在住で夫はアラフォーですが、夫の勤めるところも不安定でこの状況では昇給は見込めないと感じています。
私自身の仕事についてもむらのある職種です。

この状況ですのでスペインを出て日本で挑戦したほうが未来は明るいのではないかと感じています。アラフォーなので簡単ではないでしょうが、ここで足掻くよりはもっとやりがいや安定した未来が時間がかかっても見つかるのではないかと・・・

無謀でしょうか・・・

アマンテの男 2010/05/04(火) 12:16:15
皆さん、かなりの悲観論が飛び交っていますね。。。amanteさんや、とくちゃんさんの状況もお察しします。でも、どうなのでしょうか?異常だったバブル景気はもう無いにしても、スペイン経済の浮上は本当に将来期待できないのでしょうか・・・。個人的には違う意見を持っています。成長・回復の度合いやスピードは良くわかりませんが、ヒントに中南米市場の台頭というのはないですかね?スペイン企業の中南米諸国への投資規模は大きいと思います。今後、ブラジルのオリンピック景気で中南米諸国も世界舞台にでてくるのでは?とあまり根拠のない期待感を寄せています。世界最後のマーケットと言われていますよね。その相乗効果でスペインが他の欧州諸国にも負けない景気を回復するか・・・他力本願にはかわりないですけどね。でも、スペインで骨を埋める覚悟の僕にはまだまだ夢を見たいですけどねぇ。日本も決して明るい将来ではないですよ!

ららら 2010/05/04(火) 13:29:06
amanteさんや、とくちゃんさんがおっしゃっている前のスペイン、て言うのは
3、4年前?ユーロ導入前?それとももっと前でしょうか?よろしければ華やかな
時代のお話伺いたいです。やはり不動産がらみでしょうか?それとも株?
バブルの恩恵をそれほど受けていない私としては、少し体験したユーロ導入前が
一番暮らしやすかったように思います。でもそれってスペインの物価が
ほかのヨーロッパ国よりもうんと安くて、海外からの投資がもっとあった時代、
ということになるのでしょうか。回復は他力本願、というのもうなずけますね。

とくちゃん 2010/05/04(火) 13:51:24
そうですね、前のスペインといっても私がスペインを知っているのは15年程度ですので、華やかと感じた時代は特にありません。特に問題なく暮らしていた時代といった感じです。
現在のような失業率やスペイン崩壊などという言葉をまだ聞かなかった頃といえばよいでしょうか・・・

ですのでらららさんと同じく私もバブルの恩恵は受けていないです。スペインに移住したのはユーロになってからで、それまでは単なるスペインファンでよく来ていたという感じです。

現在も特に問題なく暮らしてはいるものの、こうして実家から毎日のようにスペイン大丈夫か?と言われ続け、一向に回復しない失業率、暗いニュースを聞かされると妙な焦りは出てきますね。

夫にも、頑張れば頑張っただけ評価される社会で頑張ってほしいなという気持ちがあります。夫だけでなくスペイン人の話なども聞いていると、労働者のやる気を削ぐような環境ばかりだなと感じてもいます。これについては現在の不況が故というよりもスペインという国の雇用や労働環境にそもそも問題があるのかなとも思いますが・・・

amante 2010/05/04(火) 15:11:19
今、また発見したのですが、バブル経済って、気にかけない人、欲の無い人(おそらく謙虚さも)には何も起こらないんだなぁ・・・と。笑。私は十数年前にスペインにきて、結婚、主人の実家は土地持ちで、主人は結婚と同時に会社をやめて土地の売買を始めました。当時はイギリス人やドイツ人に簡単に売れたそうです。で、その儲けでバルセロナやマドリッドにピソを買って賃貸収益で十分過ぎる生活をしていました。その辺でとめておけばいいのですが、ローンが残るピソを抵当にお金が借りられたようで、借りて不動産を買い足しということをしていたようです。レストランもありました。最後は大手不動産会社と一緒にビル建設、、あとはご想像のとおりです。当時は主人も町の有力者や政治家とも付き合いがあったようですが、私もちょっとしたプチ社交界デビューで勘違いをしていたんでしょうね・・。でも、いろんな人と出会えて楽しかった思い出はあります。今はもう主人と借金しか残っていませんが、、、知っている人には私が誰かわかるかもしれませんが。。。開き直っております。コツコツ働くのが一番ですね、日本人駐在員の方々のように(これは嫌味じゃないですよ、本当に心からそう思います)。

ららら 2010/05/04(火) 17:17:51
amanteさん、興味深いお話(と言ったら失礼かもしれませんが、)ありがとうございます。
まさにバブルなお話ですね。
とくちゃんさんもコメントありがとうございます。
バブルとか、はじけたとか、学生でしたが日本で経験したときはもっと身近な感じだったと思うのですが、
こちらのバブルははじけたと言っても日本のように物価が下がったりということもなく、
ただ仕事がない、お金がない、でもなぜか高いレストランはいつもひとでいっぱい、経営の方針もかわらない。
なんか釈然としないんですよね。
ほかの方がおっしゃてるように、本当にはじけるのは秋頃、ということなのでしょうか?
モチさん、少しずれました、失礼しました。

確かに 2010/05/04(火) 17:43:00
>でもなぜか高いレストランはいつもひとでいっぱい

私も、これ、不思議に思ってました。
こんなに不況といわれながらも、「食」の値段はけっこう高い。
それなのに、みんな外食していて、お金が無いようには見えないんですけどねえ。。。

モチ 2010/05/04(火) 18:01:39
楽しく拝見しております。
私も外を歩く限り皆さん気前よく買い物をしている昔と変わらない姿を見ますのでとても不思議に思っています。
しかし私の周りに居る友人などは割と節約している様子が伺えます。遊びにいく回数が減ったとも聞きますし、バカンスについても今年は贅沢はできないなんて言っていますね。
しかし外に出れば人だらけで賑わっている。
不思議です。

私は2000年大学卒業でしたのでの就職氷河期を体験しておりますが、当時ニュースなどではとにかく毎日のようにこの話題が取り上げられ、国民全体で状況を心配していたようなそういう記憶があります。

それに比べここスペインの現在の状況は多分それよりも深刻であるのに日本ほど騒いでいる様子もなく、だからなのか国民自体も大して慌てていない印象を受けます。

経済マニアの夫はインターネットでの情報収集を毎日欠かせません。テレビでは政府は大事な事をちっとも言わないと申しております。

girl 2010/05/04(火) 19:40:17
Si, pienso como supeijin, es más, la deuda publica del pais y de las familias no le auguran un gran futuro a España. Realmente mi pais estaba viviendo por encima de sus posibilidades gracias al crédito, y eso se acabó con la burbuja,...por eso que ahora viene el ajuste, o sea, Grecia, así irse preparando para lo que viene; jubilarse más tarde, copago sanitario y educativo, etc...

ANIMO y un saludos

スペイン人 2010/05/04(火) 21:41:56
私の知ってる銀行に勤めてる人が言うには、失業保険をもらってる人が保険金もらって一番最初の支払はケーブルテレビの支払だと言ってました。もちろんみんながそうではないと思いますが、私の町でも高いレストランでも人がいっぱいです。そのようなレストランに行ける人はこの不況はあまり影響してないのかなと思われます。不況を影響を受けてる人でも、お金を借りてでも今までしてた楽しみにお金を費やしてるとように思われます。

ちょっと気になったので 2010/05/04(火) 22:05:14
↑の銀行勤めの知人の方は、顧客の出入金状況を第三者である
スペイン人さんに話してるんですか?

プペット 2010/05/04(火) 22:10:42
 スペインに住み始めてから歯がゆく感じるのは市場の非流動性のようなものです。 スペイン人ってかなり保守的ですよね。良く言えば流行に付和雷同せず・・、悪く言えば井の中の蛙、世界での時事に疎い・・。日本やアメリカなどは流行に左右されすぎとも言えますが市場の流動性というものは感じられます。

一つ例を取ってみれば、日本にしてもアメリカ、フランスにしても”健康とエコロジー”というのはかなり重要なビジネスのキーワードだと思います。フランスではこの5年間でBIOコスメティックの市場が30%増しています。私は10年以上前からBIO製品を購入していますが、日本もフランスも10年前のBIO市場はかなり限られたものでしたが現在その市場はかなりの勢いで拡大しています。

スペインにあるフランス系のスーパー、カルフールはエコバック制度を導入したりカルフール、エルカンポ共に自社製品でありながらBIO製品や自然に優しい製品の開発が目覚しいと感じます。それもこれも消費者の反応が良いからだと思います。翻ってスペインのBIO市場たるや、10年以上前のフランス市場よりも遅れているのでは???と感じます。唯一、エロスキーが大手スーパーでは健康志向やエコロジーに敏感に反応していると思いますが、これもバスク特有のビジネス感覚なのか、ただ胆にフランスと国境を接しているので他国の状況に敏感なのか・・。

BIOコスメティックに関して言えば、元々この市場はドイツがかなり進んでおり、遅ればせながらもフランス企業も市場の拡大に乗じて参入してきています。アングロサクソン系、(アメリカ、イギリス)は独自の市場を持っていてかなり進んでいるし BIO製品に関しては昔から何故かイタリアはかなり進んでいます。今後フランスのようにスペインのBIOコスメティック市場が拡大したところで、その頃には市場はもう他の国の企業に先を越されていてスペインの企業が割り込む余地はないのでは??と思います。BIO以外にもソーラーシステムなど、環境に優しいはビジネスチャンスの宝庫なのですが、ことエコロジーに関してはスペイン国内の温度はかなり低いと感じますし、何よりもBIOのお店の少なさ、また品数が少ないのに競争が少ないので値段の高さをみるとやっぱり”この国はEUの最後のワゴンに飛び乗って・・”という文句が浮かびます。

ビジネスの世界に不可欠な”機を見て敏なる”というのが感じられないのも歯がゆいです。 確かに街には人が溢れていますが、相も変わらずバールでハモンつまみにビールやワイン・・、飲み食い意外にもお金を使うべきことはあるのですが・・。それもこれも消費者の保守性に起因するところも大きいと思います。

スペイン人と結婚しても未だスペインに骨をうずめる覚悟はなく機会があればもっと景気の良い国に移りたいなーと漠然と考えてしまいます。


 

とくちゃん 2010/05/04(火) 22:45:56
そうですよね・・・
かなり保守的で、更にそれがベストだと信じ込んでいるところがあるように見えるので、他国に何かを学ぶとか、いち早く何かを取り入れ開発してみるとか、そういう事には疎いですね。

このぬるさはやはり教育レベルや環境に問題があるのでしょうか。
スペインが良くなるには何から取りかかるべきかと漠然とない頭で考える時もありますが、その前にスペイン人にやる気がない事には何も変わりませんね・・・他力本願の受け身体質な国民性と、山積みすぎる課題で先が全く見えません・・・

otro supeinjin 2010/05/04(火) 23:02:00
Podeis consultar la probabilidad de quiebra de España en el siguiente enlace:
Enlace al indicador DEFCON del usuario Juancarlosb (burbuja.info)
http://jcbcarc.dyndns.org/Defcon.php

プペット 2010/05/04(火) 23:40:21
 >>経済マニアの夫はインターネットでの情報収集を毎日欠かせません。テレビでは政府は大事な事をちっとも言わないと申しております

 多かれ少なかれどこの国も都合の悪いことは言わないのではないかと思いますが、国境なきジャーナリストが”国別報道の自由度”のリストを発行しています。上位を北欧各国が占めているので言葉が分からない為、唯一フランス語圏で最も高い7位のスイスの報道を毎日チェックしています。(ちなみに日本は17位、スペインにおいては44位でした。)

スイスTSRの今日の報道によると”ギリシアについでスペイン?” のヘッドラインでザパテロ氏がEUの中心地ブリュッセルで火消しの見解をしたとのことでした。 スイス人経済学者もギリシアについでスペインの可能性大を語っていました。勿論彼のコメントの中には高い失業率に関して言及していました。
翻ってスペインのニュースでは月初めの失業に関する調査ではわずかながら失業率が減ったとか??ザパテロ氏がブリュッセルで火消しに躍起になっている事に関しては言及していませんでした。

モチ 2010/05/05(水) 11:51:30
今日は夫が、銀行からいくら分か引き出してどこかに隠し持っておいたほうがいいのではないかと言い始めました。または日本へ送金するか、と。
本格的に危ない、怖くなってきたと言います。

一般人の私達はテレビやネットでしか情報を得る事ができないため、真相が全く分かりません。
一番困るのは、夫の読んでいるネットの情報がどれだけ信憑性があるかはわからないままあまりにも信じ込んでしまうという事です。

スペインが最悪の事態にあることには変わりはありませんが、やはり銀行の預金について何か対策を打ち始めるべきなのでしょうか。
私にはもうそこまではわかりません。

皆さんそこまで心配していらっしゃらないのでしょうか。

モチさん、わたしも 2010/05/05(水) 12:07:42
今それを考えていたところです。
サンタンデルに口座を持っているのですが
郵便局のドイツ銀行にかえようかと・・・

ドイツ銀行はヨーロッパで一番大きいと聞いたので。

みなさんはどう考えられていますか?

castillajin 2010/05/05(水) 13:10:27
Para supeinjin

>España tiene un sistema educativo malisimo, de los peores, por lo que esto entre otras cosas, hacen que no tenga un gran porvenir, mirar las tasas de paro entre los menores de treinta años (cerca del 50%).

Supongo que gracias a ese malisimo sistema educativo yo me siento un sabio cada vez que trato con extranjeros, y me salio a 187 pesetas al año.

>España vivió muchos años del cuento y ahora le toca pasarlo mal, su futuro serán, bajada de pensiones, eliminación de funcionarios, subida de impuestos, recorte de gastos sanitarios y educativos, en definitiva la clase media lo tendrá fatal, quizás hasta desaparezca.

Si, en 10 años todos muertos.

En resumen, si quieres soluciones para los problemas, sal de una puta vez a la calle, y deja de escribir tonterias

モチ 2010/05/05(水) 13:23:37
私はこのトピックがもっとたくさんの人でいい意味でも悪い意味でも盛り上がると思っていたのです。
しかし驚いた事に書き込んでいるのは極限られた人だけですよね、多分。

という事は単なる思い過ごし、自分と夫は過剰反応しているだけ、実は心配しているほど深刻ではない、ということなのかとさえ思えてきます。
それか皆さんは国が破綻しても打撃を受ける事がない特殊な方、十分すぎるほどの生活をされている方、何か手段を持ち備えている方なのかな。

この状況、
単なる取り越し苦労、すべては嘘だったと言ってほしいです。

castellajinさんへ 2010/05/05(水) 13:26:47
En esta página la mayoría de la gente procuramos ser educados.
Me parece que has fallado en mostrar que recibiste tan buena educación.
salud

モチ 2010/05/05(水) 13:31:05
まさしくスペインを垣間みてしまった気分です。
castillajinさんの書き込みで。

危機意識 2010/05/05(水) 15:01:03
を持つことは必要だと思います。

いろんな書き込みの中から、自分に必要なものを取捨選択して将来の危機に備えるためには、このトピは有用性があると思います。

今日、銀行員とお話してきました。以下は煽るためのものではありません。が、頭の片隅にでもとどめていてもいいかもしれないと思いまして、数ある情報の一つとして聞き流してください。

危ないかもしれないのは、BBVA,そしてCAJAなんとか、と言ってました。

別のスペイン人は「そんなのインターネットが嘘ついているんだよ」と気にも止めていませんでした。

サンタンデール銀行の行員は「スペインがギリシャのようにならないことをいのってるわ」とだけ。

敏感になるもならないも、家族を守る大事なお金のため。

他のみなさんの情報も知らせていただいたら助かります。

注目しています 2010/05/05(水) 15:14:19
こちらのトピは今一番気になります!わずかですが不動産収入のある義母や同じような収入やその周りの年金生活の友人達くらいとしか話すことがなく、普段のほほんと暮らしているせいか、トピが上がるまで正直あまり気にしていませんでしたが、急に不安になってきました。
主人の仕事も激減していますし、もうすぐ2人目の子供も生まれるので心配です。ちょうど日本円をユーロにしてこちらの銀行に少しずつ移そうと考えていたところでしたが、もう少し様子をみてみようと思います。
最悪の状況になったらどうしようか、主人と話し合ういい機会になりました。

PIGS 2010/05/05(水) 15:22:23
大変なことになってきましたね・・・格付け会社ムーディーズがポルトガルの格付けをさらに2段階下げる可能性があるようです。ユーロが恐ろしい勢いで下がってます。対円ではこの2日間で125円台から現在121円台まで下がっています。対ドルでもかなりのユーロ安です。決してあおってるわけではありませんが、じりじりと脅威がスペインに近づいている感じを受けます。

お恥ずかしながら 2010/05/05(水) 16:14:59
イポテカとプレスタモのみで貯金ゼロの我が家なので、貯金についても心配がいらないことは幸いです(汗)

ZP 2010/05/05(水) 17:22:20
CASTILLAJIN, vuelve a la escuela tio y termina la ESO, por favor!

年金 2010/05/05(水) 17:23:09
スペイン破綻したら、年金受給額が30%減るよ、というと
笑って聞いていたスペイン人の顔がマジ、変わりましたよ。
彼らは破綻の意味をしらないのでは。

うちは 2010/05/05(水) 17:30:10
モチさんが立ててくださったこのトピに感謝しています。

案外親しい友人とあってもこういう話題って出ないもの(冗談っぽくスペインは大変になるよ〜って言い合うだけで終了)で、普段は夫婦でああでもない、こうでもないと議論していますが、このような場所で皆さんの意見も伺うことができて本当にいい機会で
す。

常々、身の丈に合った生活を慎ましくしている人々はたとえ状況が悪化しても生活レベルをちょっと下げるとか、なんとでも乗り切れると思いますが、問題はクレジットなどで身の丈以上の生活が身にしみてしまった人たちがどう現実を受け入れることができるかです。これはスペインに限らずどこの国でもそうですよね。

実際にスペインが破綻するか、持ちこたえるか、どうなるか私にはわかりませんが、このような状況を機にさらに質素な生活を心がけようと思いました。質素な生活に慣れておいて悪いことはないと思います。

つつましく 2010/05/05(水) 17:58:07
[[解決]]
私も、すでに身の丈の生活をしていますが、
ギリシャのように暴動が起きたりしたら、
自分だけが質素に生きていたら、無関係ということはなくなるのではないかと心配です。
まず、治安の悪化ですね。

つつましく 2010/05/05(水) 17:59:32
すみません。
なぜか解決済みのチェックが入ってしまいました。

もちろん、間違いです。

申し訳ないです。

モチ 2010/05/05(水) 18:15:42
たくさんの方と意見交換やためになる案内を得る事ができてトピックを立ててよかったです。
正直怖いですが、冷静に行動したいとだけは思っています。

ギリシャで暴動が起きて2人だか3人だから亡くなったと聞きました。明日のスペインの姿かと思うと妙な胸騒ぎがします。
治安の悪化、税金アップは避けられない道でしょう。今までのスペインが自由すぎた、それがいい所であったけれどつけが回ってきた、そんな気がします。
スペインを愛する1人としては持ちこたえてほしい気持ちでいっぱいです。

私見ですが 2010/05/05(水) 20:36:29
ユーロが安くなるということは、輸出がよくなるということで
逆にアメリカ、中国の経済に影響を与えるということも起こり得る状況。マスコミは盛んに悲壮感をだしていますが、今の為替の状況は
2008年の秋ごろと同じレベル。投機筋が乗って、ユーロが下がる段階で空売りをして儲けているはずだし、このまま底なしっていうこともありえないはず。昨年のドルの状況をけなしていたユーロに対する報復みたいな感じでもあり、ここで、ギリシア、ポルトガル、スペインと逝ってしまうとユーロの崩壊が起こって、つまり
欧州に輸出で依存している中国、ドル高で物が売れぬアメリカと
世界経済自体が崩壊してしまうと私は思っていますので、暴落より
調整ととらえています。ただ、確かにスペインの銀行自体はいいバランスシートではないので、スペインという国より、この状況がつづくとひょっとしたら銀行の一つ二つはだめになるかもしれませんが、預金保護も10万ユーロまではあるので、お金がある人は分散して預けるのもありかもしれませんね。あくまでも、私が思った事を
書いているだけですので、失礼しました。

私見ですが 2010/05/05(水) 20:52:01
あと、先程のコメントに抜けたのは、この国の裏金を表に出す方策というか、取締りを当局がすれば、ずいぶん国の財政も健全になると
思うし、これを機会にもうすこし普通の国になる努力をzpもPPも
して欲しいものです。あとひとつの世界経済のリスクは中国の
不動産のバブル、これを抑制するために中国はいろいろやっていますが、万一、これが破裂すると大きな痛手を世界経済は負う事に
なってしまいます。
いろいろとリスクは世界経済にはありますが、個人でできうるリスクの管理をして、乗り切りたいと私は思っています。
どうも失礼いたしました。

desde grecia wirh love! 2010/05/05(水) 22:23:23
pero,...mejor que ese tal castillajin se saque antes la primaria, jajaja,asi va el pais con elementos como este!

viva la incultura!

saludos

プペット 2010/05/05(水) 22:39:16
 私も情報収集をしつつ危機意識ももちながら、でも実はそんなに心配はしていません。 原本割れを心配するほど貯金もなしというのもありますが・・。 元々旦那とは口座はおろか、銀行すら別々。結婚前にわずかながら貯めていたお金はスペイン国外の銀行口座ですし、旦那はイギリス系銀行の口座を持ち生活費のために開いたcaixaの共同口座が唯一のスペインの銀行です。夫婦が別々の口座を持つというのは他人行儀では・・といわれつつ、経済的な線引きは守りきり、期せずして危機分散をしていたわけですね(笑)

正直銀行を移したり、ましてや日本に送金したりするのも高い手数料がかかるので今ここで下手に無駄金を使う必要はないのでは?とも思います。

銀行のことよりも心配なのはレイオフですね・・二人それぞれの会社が世界的不況を真っ向から影響受けてますから。人員削減も始まってます。それでも運悪く二人共同時にレイオフされない限りは一人の収入でも夫婦二人でやっていけるだけの収入があるのでそれほど恐れてもいません。お互いの契約書類をひっぱりだしてきて
レイオフされたら大体これだけお金が貰える・・とかイメージトレーニング的なことはしています。あとは二人共健康に気をつけるとか・・ですかね。景気悪い話しが二人の間で多いせいかここ2,3年、旅行や美食に景気良くお金を使ってきましたが今年にはいってからはかなりケチケチしています。

私事ですが、モチさんやモチさん私もさんの問いかけを見て 我が家の対策(というほどのことでもない・・)というか状況を書いてみました。

プペット 2010/05/05(水) 23:06:37
 我が家の経済状況ではなく、ヨーロッパの経済状況ですが確かに今日のギリシアのデモの映像は衝撃的ですが、市民の不満や富裕層とその他の対立ということに関してはギリシアとスペインは比較にならないと思います。 ギリシアの経済不安が取りざたされる3年くらい前にもギリシアの若者の暴動があったことを覚えていらっしゃいますでしょうか?? ギリシア人の市民の不満度というのは
去年冬からの経済危機後に急に高まったものではないということです。 ここ数年の地中海を渡ってきた移民に対する反応の暴力性とも鑑みてギリシア人の怒りはここ数年の間で爆発の機会を待つのみの状況だったと思います。

またユーロ安ですが正直対ドル対円共に異常なユーロ高だったあの頃が実態以上の値がついていただけで1ユーロ120円はやや実態より低いかなと思いますが結局上がるのではと個人的に予想しています。 

昨日の夜読んだドイツシュルテン誌の記事(翻訳されたものです。)によればギリシアは(得に裕福層の)脱税が多く富裕層の平均所得税申告額が年金生活者の所得税申告額よりも低かった(2008年)とか、納税額に見合った恩恵が受けられないという国家への不信感が脱税の横行を許し税収入は著しく落ち込んだと・・、私見ですがさんの仰るスペインの裏金を表に出す・・というのは こういった脱税の事を仰っているのでしょうか??ご教示頂けると嬉しいです。

トピ主のモチさんにはこのトピを立ててもらって感謝しています。勿論管理人さんにも。 というのも旦那にスイスの報道の話しをしたら”スイスとかイギリスってのはユーロ通貨圏じゃないからそういうユーロに不利な報道をして国内の投資家に影響を与えてあわよくばユーロ暴落を目論んでいるんだよ!”とばっさり切り捨てられ
勿論彼の自論それはおもしろいのですが、また違った観点の意見を聞けるというのもありがたいです。

池田 [HomePage] 2010/05/05(水) 23:43:07
不景気.comのスペイン関係の記事を読むと現在までの状況を垣間見ることができます。
http://www.fukeiki.com/mtos/mt-search.cgi?blog_id=5&tag=%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3&limit=20

とくに以下の最近の記事(2010年5月4日)によると去年(2009年9月)にスペイン中央銀行が予測した以上にスペインの失業率が悪化しています。

スペインの失業率が20%を突破、1997年以降で最悪の水準 - 不景気.com | スペイン, 失業, 統計, 雇用,
http://www.fukeiki.com/2010/05/spain-unemployment-rate-20percent.html

尚、同記事で下段にリンクされていた以下の記事に信憑性はともかく、詳細の統計(英語)が掲載されていますが、相変わらず南部に行くほど悪いです。(失業率は22%を超えている)

Economically Active Population Survey (EAPS) First quarter of 2010
http://www.ine.es/en/daco/daco42/daco4211/epa0110_en.pdf

2007年と2008年にセビリアに長期滞在しましたが、明らかに2008年の方が不況のせいか、スペイン人の方々の心のゆとりが失われ、「閉塞感」を感じましたし、物価の上昇を実感しましたが、他の皆さんも述べているように結構レストランとかBARで贅沢な注文をしているグループを見かけました。(2008年滞在中は北部も巡りましたが、南部と状況は同じ印象でした。)

日本ではすぐにディスカウント競争でしもないと集客できず、デフレスパイラルに陥っているのに・・。このギャップは今でも理解できません。
ただ、世界的不況の中のスペイン経済を知ることは、国家財政大赤字の日本を省み、自分自身の将来を見据える良いチャンスだと思っています。
特に「アマンテの男」さんと「amante」さんのご意見・ご経験談は考えさせられました。
スペイン在住の方でも年齢や環境でこの問題に対する捉え方が異なるのは事実のようで、更に他の皆様からのいろいろなご意見・ご報告などを伺えることを期待してます。

HR 2010/05/06(木) 00:08:15
私は開き直っています。
そもそも経済の前に地球環境がどう考えても近年稀に見る異常さです。
雨は降りまくるし、5月なのに大雪まで降るし、何より大地震が通常以上に各地で起こっているし。
実業率が少し減ったなんて周りを見ていると全然納得できないし。

でもだからと言って、預金を他国の銀行に移したところで何の解決にもならないように思うのは、ただ単に私が素人だからでしょうか。
もしかしたら、そうする事で功を奏して自分の預金は確保できるかもしれない。
でもそれを皆が皆同じように考え、示し合わせた様に一緒に行ったら回復するものもダメになるのでは?
私はバカなのかも知れませんが、自分だけ抜け駆けするのはできません。
こういう時こそ冷静に少しでも破綻を食い止めるような策を練るべきだと思います。
じゃあどうしたらいいの?と聞かれても分かりませんが、少なくとも私が右往左往してもどうしようもない事はわかっています。

危機感はやはりどこかで感じています。
だからこそ、今日1日を無事に過ごせたら幸せと思って日々過ごしています。
命あるものはいつかこの世から消えるのだから、最終的な結果はどの人も同じ。
自分に起こった出来事をそのまま受け入れるしかないと思っています。
今日自分が住んでいる国で戦争が起きていないだけでも有難いと思っているのは呑気過ぎるでしょうか。

主婦 2010/05/06(木) 00:10:42
私もこのトピを興味深く拝見しております。
主人の兄弟にもこれまで羽振りが良かったのに建設系での仕事なので失業中が1人、立て直し中が1人。私から見ても贅沢だなと思う日々の生活のこまごましたことが見受けられたのが、今はだいぶ質素に暮らせるようになってきたようで、不況を味わうのはいい勉強なのだなと思っているところです。

いろいろスペインの問題はあると思うのですが、教育費や医療費が徐々に有料化していくのではというご意見について主人と話をしたところ、スペインでは切り離せないヒターノ問題があると言われました。彼らは納税は全く無視し、医療も教育もそれなりの権利を主張します。無料で住宅を供給してもらい、インターネットも無料で設置、電話代も電気代も何もかも無料で生活している上に生活支援金も受け取っている、というような人々が実際にいるのです。そうして裏では仕事をして稼いでいるのでそれなりの生活が出来ていて、しかも子だくさんというパターンが多いです。
1人2人の単位ではないので彼らの扱いをどうするのかも重要な懸案事項だと思います。ただ、ヒターノというくくりにしてしまうと人権侵害や差別だのと別の面から反発されるので難しいようですが。

スペイン経済も日本のそれもあまり詳しくなく、今自分が直面している状況がどれほどの危機にあるのかよくわかっていないので、このトピを読みながら勉強させてもらっています。
とりあえずうちもそんなに貯金がないので銀行破綻については心配ないのですが、今後の将来については主人の収入に頼っている状況なので、2人目が大きくなって落ち着いたら私も出来る範囲で仕事を探せるように準備しておかないといけないかなと思う日々です。

2010/05/06(木) 00:14:29
今年のワールドカップでスペインが初優勝したら、
誰もが予期しない何かが起こりそうです!!

そんな変な期待を抱かせてくれる空気がこの国にはあります!

と感じるのは、私だけでしょうか…?

まじめなトピなのに茶化してすみません。
(何か読んでると、悲観的になってきたもんで。。。)

argentino 2010/05/06(木) 00:31:48
Si tienen dinero ahorrado en banco o cajas de ahorro, sanquenlo, en medios anglosajones se habla de "corralito" en ESPAÑA, este próximo verano, y quien avisa no es traidor, MIREN GRECIA YA SE SACÓ CERCA DEL 20% DE ´DEPOSITOS DESDE ENERO.

HR 2010/05/06(木) 00:59:23
argentinoさん
アルゼンチンの様になる可能性は充分あるでしょうね。
全体のか個人のかは分かりませんが、危険回避する為に預金を他銀行やタンスに移す事が最善策なのですか?
それによるメリット・デメリットがお分かりでしたら是非ご教示下さい。
大変興味があります。

argentino 2010/05/06(木) 11:28:35
Les envio un enlace sobre la fuga de capitales que se esta produciendo en España.

Pertenece a Marc Vidal, economista catalán con el blog con más visitas de España, además este sr. no pertenece a ningún medio y habla sin "cortapisas".

http://www.marcvidal.cat/espanol/2010/05/fuga-de-capital.html

argentino 2010/05/06(木) 11:34:33
olvide decir a castillajin:

Vos dale tu dinero a zapatero y que se vaya a grecia en coche electrico a trabajar como broker!

=)

うちは 2010/05/06(木) 15:21:25
教育費に関しては、マドリッドの場合を見ると既に公立の学校はほとんど新設されておらず、コンセルタードばかりがどんどん増えている印象を受けます。公立だと学校の建設から運営に関して全て市(?)がお金を出さないといけないけれど、コンセルタードだと全額ださなくていい、つまり既に教育費の削減は始まっており、この動きは首都など大都市から始まりどんどん地方に浸透していくのではないでしょうか。

supeinjin 2010/05/06(木) 15:37:15
Castillajin, para rebatir algo da datos, es muy facil decir que todo son tonterias!

Un enlace interesante:
http://www.eleconomista.es/flash/noticias/2120057/05/10/Gross-avisa-Espana-ha-hecho-default-13-veces-en-200-anos.html

IBEX35 2010/05/07(金) 08:34:46
モチさんのご主人のおっしゃるとおりになってきたようですね。
すごい円高です。
スペインの新聞にはあいもかわらず、「ギリシャ問題で株価が下がった」とだけ。

IBEXお持ちの皆さん、もう売ってしまいましたか?
私は、今日中にでも大損は承知で売ろうかなと。

胃が痛い毎日です。

EUROSTOX 2010/05/07(金) 10:01:47
私も胃が痛いです・・・
売るタイミングを逃してしまっています。
もっと下がるような気がします・・・
恐ろしいことになってしまいそうです

IBEX35 2010/05/07(金) 10:23:51
EUROSTOX さん
私も完全にタイミング逃してしまいました。
紙切れ一枚になるんでしょうかね、さんざん節約して貯めて投資したのに。

アセンソールで一緒になった、もと大学教授と話しました。
「何いってんだよ。スペインは強いんだぞ、ギリシャみたいにはならないさ、あはは」・・・

この国ではマスコミの統制でもおこなわれているんでしょうかね、朝からもう疲れてしまいました。

モチ 2010/05/07(金) 10:38:39
円高に驚いています。
ここまで急激にわかりやすく下がってくれるとは。

以前otro supeinjinさんが貼ってくださったページを興味深く拝見しているのですが、
Estamos en Defcon 2 となっていますね。
つい昨日の午前中は3だったのに。
これが1になると破綻するという意味の数字だと夫が教えてくれました。

気が気じゃありませんね。

NY times 2010/05/07(金) 10:52:43
http://www.nytimes.com/interactive/2010/05/02/weekinreview/02marsh.html
参考まで

注目しています 2010/05/07(金) 11:10:59
毎日主人に「スペインもギリシャのようになるかも!?」と言い続けているので多少うんざりされていますが、当面のところはとにかく節約することくらいしかできません。
今はギリシャ財政危機の支援策が出されたばかりで、それもまだ安定していないようですから、市場が混乱しているだけだと思いたいのですけれでも。

VALOR 2010/05/08(土) 11:47:53
時には、損きりも必要かもしれませんね。下がるところまで
下がるので、まず損きりをして、そこより一段さがれば、もう一度同じ株を買えば、株数がふえますし、それとも、他のいい株も下がってきているわけですので、他の株に乗り換えるのも一つの手。じっと我慢して持ち続けるのも一つ。焦らずに考えて、行動するときと思っています。

スッポン人 2010/05/08(土) 14:27:46
不景気はその国民の気分や意識も重要なファクターです。日本人のように悲観的にならずに今までどおりの生活を貫くスペイン人たちはある面で頼もしくさえ思えます。スペイン人は脳天気だと思う人もいるかもしれませんが、これでスペイン国内の消費が激減したら、ますます経済悪化の深みにはまっていくでしょう。日本のような国がバブル後10年も低迷していたのは、まさに日本人の悲観的な考えがそうさせたのだろうと思います。スペイン人の楽観的な考え方は、不景気の出口を探す一番の近道になるのでは?

オプチミスト 2010/05/11(火) 17:37:18
ヨーロッパ共同体、文字通り一緒になって危機を乗り越えようと
努力しています。昨日今日で株価上がりましたねえ。
ここの銀行にお金預けているので、妙なことにならない様祈っています。

オプチミスト2 2010/05/11(火) 19:03:58
 昨日行きつけのCajaの窓口のお兄ちゃんに、“どうよ?経済は?”と聞いたら、“うーん、青息吐息だよねー。でもそろそろ立ち直ってくるんじゃない? ドイツもやっとお金出すしねー。心配しても体に悪いだけだよー。”という答えでした。後ろに並んでいたおじさんがすかさず “スペインは大丈夫さー。なんたってサパテロがいるからなー。わっはっは!”と言ったのでその場に居た数人で大議論になっていました。

 過去のツケは今更どうしようもないし、大した財産もない私なんかはスペイン的楽観主義を貫いた方が身のためだな、と痛感しました。 心の片隅で大事にならないように祈ってはいます。

ペシミスト 2010/05/12(水) 08:33:13
サンタンデ−ルに定期預金を持っています。
万が一、スペインが破綻したら,預金は50万ユ−ロまで保障されるという確約はどうなるのでしょうか?生きるののでしょうか?
どなたか、教えてください。

とうとう 2010/05/12(水) 18:31:31
公務員の給料カットがはじまりましたよ。

ギリシャの 2010/05/12(水) 21:40:47
デモやストのニュースが聞こえてこないのは、何か操作が入っているのでしょうか?それとも、おさまったのでしょうか?

スペインでもデモやストが起こりそうですね。。。。

さらに 2010/05/12(水) 22:20:31
cheque de bebé の2500ユーロも今年までになりましたね。

今日の日経では 2010/05/13(木) 16:55:46
-----財政自主権、市場安定の壁-----

と大きく見出しが出て、スペイン、追加歳出削減として上記にかかれたように、公務員給与の5%削減、中央官庁職員の給与15%削減、出産奨励金の廃止、年金改革、更に11年までにODA(政府開発援助)6億ユ−ロ削減と書かれています。
市場の信用を回復する狙いとかかれていますが、政府、国民がこれからどう耐え忍ぶかということでしょうか。
それと国を立て直すのは、まず教育からだと思います。
北欧のある国で実際それで成功したドキュメントをみました。

ギリシアでは、あちこちでデモがあると聞いていますが、今もうそういうことやってる場合ではないと思いますが。
ご存知のように労組みが強く、1年間で1000回のストがあったということを聞いています。年金も50才からでて、放漫、闇経済で破綻も当然かと。主たる産業もなく。
そういえば、マリア・カラスも幼い時ギリシアをでて、家族でアメリカに移住しましたね。亡くなったのは、パリのアパ−トメントでした。
英国も大変で、いよいよヨ−ロッパも春、夏、秋を経て冬の時代にはいるのではないでしょうか?
EUから、ドイツやフランスがいちぬけた---ということがないように祈ります。

今日の日経では 2010/05/15(土) 11:52:27
英国のファイナンシャル・タイムズ特約が出ていました。
以下要約すると
<ユ−ロ圏ギリシャ同様の反発警戒>
 
 金融市場がGPSの脆弱製を暴き、7500億ユ−ロの救済策 の引き金を引いた。
 ギリシャでは、激しいデモとゼネストが起きている。
 1980年代以降初めて生活水準の大幅低下に直面。
 スペイン政府が同様の調整策を実施し始めた。
 ドイツ国民は公共サ−ビスを受けるには税金が必要であること を認め、勤勉に働いてきた。
 フランスでも3年に及ぶ歳出凍結。
 アイルランドと英国は欧州の中で最も金使いが荒い国で,住宅 、金融部門がバブル状態にあった。英国の前政権、現政権も歳 出削減問題を選挙期間中、余り議論せず、詳細を明らかにして いない。
 イタリアは、ここ5年歳出抑制をしており、国民は引き締めを 実感している。
 ポルトガルは、厳しい引き締め政策に対し、貯蓄し、住宅ロ-ン の支払いを優先、雇用をまもろうとしてきた。抗議より、粘り 強い対応を選択。しかし、10年間ユ−ロ圏の低成長が続いた上 に、更に4年間の引き締めが待っている。
 ということで、国民の不満は高まっている。

 ほとんどの国が歳出を抑制している。
 とはいえ、市場の攻勢にさらされている欧州が機敏に行動せ  ず、緊縮政策で新たな経済成長の目が摘まれ、景気後退により 財政状況が一段と悪化する。
 こんな、危険をはらんでいる。---おわり---

スペイン在住のすべての方が賢く行動されるように祈っています。

日本は? 2010/05/16(日) 18:00:03
スペインの経済破綻を心配し、楽天家のスペイン人夫に、耳にタコが出来るほど「スペインは大変だ、何とかしないと」と言っていたら、
今日、どこかの新聞に「日本はギリシャよりも負債を負っている」と載っていたらしく、質問されました。
何も分からない私は、「日本は大丈夫よ」と答えたら、
「あぁ、スペインはダメで日本は大丈夫なんだね〜!」と嫌味(!)を言われてしまいました。

経済に無知は私は何も言えず。。。。
日本は本当に大丈夫かどうか、どなたか教えていただけませんでしょうか?

借金 2010/05/16(日) 18:47:53
負債の額の大きさから言えば日本はスペインと比べ物にならないくらいすごい額ですよ。
800兆とか900兆とか言われてませんか?
正確な数字はわかりませんが財政赤字すごいはずです。

国債 2010/05/17(月) 00:44:36
簡単に言うと、
日本の国債の多くは国内で売られている。
国民の貯蓄残高が多い。
この辺がギリシャやスペインと違うところではないでしょうか?

日本は 2010/05/17(月) 11:05:14
確かに大変な額ですが、日本は外国に借金してないので、国債さんがおしゃってる様に、外国に売ってないということでしょう。
それと、国民の貯蓄額が1000兆超えてるので、万が一破綻しても、国民の貯蓄でちゃらになり、自国で何とかなるという信用らしいです。
欧州がスペインに限らずギリシアの国債をかなり買ってるので、無事償還されるのかも問題で。
また、日本は資源のない国なので、物に付加価値つけて売り込むスタンスがあるので、いろんな開発をどんどんしていますので、市場の信用もスペインとは少し違うかもしれません。

といっても、こういう現代のグロ−バル下の経済は、一国の不況、破綻が現実どうなるか、米国の危機でわかったはずです。
一国の破綻が、欧州全体の危機になるということです。
なので、そういうこといってる場合でないでしょう。
このままなんとか乗り越えられるか、ユ−ロ通貨がどうなってしまうのか---というところまできていますよ。
スペインは大切な情報、新聞にのせてないみたいですね。

日本は? 2010/05/17(月) 13:22:53
詳しいご説明ありがとうございます。
ところで、きのうのEl Pais紙に、スペインは赤字だけど、借金はEU加盟国の平均よりはないと出ていました。

それによると、ギリシャはずば抜けて借金と赤字がおおく、イタリアは赤字は少ないけど、借金がずば抜けておおく、アイルランドは赤字と借金共にスペインより多いとなっています。
ポルトガルとフランスは赤字も借金もEU加盟国の平均より共に多いとなっています。

見てる限り、スペインは大丈夫そうに思えるのですが、これは情報操作か、私の検討違いなのでしょうか。
経済の質問ばかりですみません。

NHK”クロ−ズアップ現代”では 2010/05/17(月) 16:08:27
南欧の赤字財政の体質の弱い国が多い中で、ちょっと何かが起こると、ドミノ倒しのようになり、スペイン破綻というより、欧州危機として捉えられ、世界不況にもなりかねないとのことが言われていました。
ポルトガルもずい分努力したようですが,欧州圏での低成長で、さしたる効果も期待できなかったみたいですね。
財政状態、機構も異なる国が、同じ通貨でやっていくこと自体難しいということでもあるのでしょう。

ちなみに、ギリシアは4人に一人が公務員でいろんな手当てがついてたそうで。
医者の年収の申告額が300万(?!)とかで、領収書を出さなくて良いので、税金ちゃんと払わず贅沢な生活をしていたとのことです。詳しくは解りませんが、親の年金を娘が相続できたとか。
こういうひどい放漫経済のこと聞けば、負担の多いドイツやフランスは良い気持ちはしないでしょうね。ドイツでは、マルクに戻したい運動もあるみたいですし。
ギリシアではEUの支援にも拘らず,政府の年金や公務員の削減に対して、すごい抗議があり、明日ゼネストとのことです。
これでは、市場も収拾が困難とみるでしょうね。
日本も、やっと明るい光が見えかけたときに、こういうことが起こり、その上情けない民主党で。
それでも、連日、新聞やTVでこのギリシア危機を報じているので、大変気になります。

お友だち 2010/05/17(月) 16:32:38
20年近く前、クラスメートだったギリシャ人が言ってました。
「ギリシャは国家としては貧しいけど、国民はそれほど貧しいというわけではない。
 なぜなら、しっかり納税している人はわずかだから。」
上記のコメントを読んでいて思い出しました。
脱税天国はこのような形でツケを払わされることになるのですね…。

プペット 2010/05/19(水) 22:18:00
 日本は?さんが読んだEl Pais の記事の言ってることは確かに本当ですよね。スペインは対外債務はスイス、オランダ、フランスよりも少ないというのは情報操作でもなんでもないと思います、赤字に関してはイタリアの対PIB(GDP)比5%に対してスペインは11%のなので借金は(他国よりも)すくなくても赤字がずば抜けているのですがそれには触れてましたかね??

数字上はそうですが、結局はスペインの財政状態に対する信用問題なのだと思います。借金の額が多くてもその国の財政状況に対する対外信用度が高ければ急激なespeculacion を誘発することはないと思うのですが・・、

かねてからの失業率の高さに加えてスペインが歳出削減策として出した国家公務員の給与削減や、cheque de bebeの廃止などはもろに
消費活動の低下へと繋がり結局のところ税収入の低下につながる=この歳出削減策は赤字削減にはさほどの効果は認められないのでは?と投資家に考えられているうちは信用回復は難しいのでは?

数日前のle monde 誌にフランスの経済学者のインタビューが載っていて、彼曰く今後のユーロ経済が安定に軟着陸するかcrisisに突入するかの鍵はスペインが握っているんだとか・・。もしもスペインにまで火が燃え移ったらBCE(ヨーロッパ中央銀行)の介入だけではまかなえず、フランスとドイツが莫大な借金をせざるを得なくなり・・ユーロのcrisisは悪化、長期化する可能性が高いのだとか・・。責任重いですスペイン。

la tribune誌には今後のユーロ経済の3つのシナリオという記事が載っていてその3つのうちで最も可能性が高いシナリトとして、今後10年くらいのながーい低迷期に入り人々は疲弊するであろう・・としかもこの説明の前にはしっかりと”日本経済のように”の前書きがありました。 

今日のle monde 誌にアンゲラ・メルケル首相のインタビューが載っていて、EU圏のように今後高齢化が進む国では将来に備えることが大切、将来に備えるにはなるべく国の借金を減らしてそしてテクノロジーの促進に力をいれること。私達はこのユーロの経済危機から多くのことを学んで今後の国際競争力に生かせるようにするべき、といっていました。この方が仰ると説得力がありますね。

るい [E-Mail] 2010/05/26(水) 03:18:24

今朝の時事通信の報道です。

議員、首長も報酬カット=財政赤字削減へ姿勢示す−スペイン
【パリ時事】スペイン下院は25日、議員報酬の減額を全会一致で決定した。減額幅は議長が15%、一般議員は10%で、上院も同様の措置を講じる見込み。また、自治体連合組織の県市町村連盟(FEMP)も同日、首長や議員の報酬を最大15%カットする方針を決めた。
 財政赤字削減への姿勢を示すのが狙いで、6月支給分から適用する。FEMPのカストロ会長は記者会見で「国を危機から救うことが何より優先されるべきで、国民はわれわれにそれを期待している」と述べた。(2010/05/26-08:43)


追加発言は締め切られました。
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