食品群別摂取量




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食べすぎ 2010/02/11(木) 16:51:19
いつも、みなさんの意見いろいろ参考にさせていただいてます。

以前から気になっているスペイン人の食生活なのですが、
1日5食が理想というのは、いったいどういう根拠から
きているのでしょうか。
日本人感覚としては、あまり空腹感のないままに次々と
胃に食べ物を送り込んで、カロリー過多だからこんなに
みんな体格が良いのでは・・・と思ったりしています。

そこで、ふと思ったのですが、日本にはカロリーだけでなく
1日にどのような食品をどのくらい摂取すればいいのかという
目安となる、食品群別摂取量なるものがあると思うのですが、
スペインもそのような指標となるものはあるのでしょうか。

というのも、いい加減スペイン人の"Tienes que comer!"といいながら
大量の肉やパタタを大盛りにされるのにうんざりしてるからでして・・・。
バランスよく食べるという感覚があまりに乏しい気がしています。

どなたか、上記の件お分かりになる方いらっしゃいますか?

curiosa 2010/02/11(木) 17:18:54
わたしも実家の料理美味しいんですがうんざりです。
孫が喜ぶからと毎週添え物はポテトフライ、たまに緑のサラダ(孫が一度拒否したものは再度作らない)いも以外に野菜は???と思うことが多々です。たまに野菜料理が出てきて褒めると、”あなた野菜好きだもんね・・・”っと。トホホです。
だいたい家庭科の授業もないし、朝ごはんで野菜とるはずもなく、夕飯でも野菜とるはずでもなく、子供のころからEmbutidoやハムばかりでバランスとれた食事が摂れる筈がありません。

不思議 2010/02/11(木) 18:36:13
私も本当に不思議だと思います。

どう考えても日本食より、脂っこい食事が多いのに
私の周りのスペイン人女性は細い人が多いんです。
出産後もすぐに、元の体系に戻った人ばかりです…。
太らない体質なんでしょうか…。
うらやましです。

それに、平均寿命も日本とそんなに変わりません。

食品群別摂取量の表は、病院の壁に張ってあるのを
みたことがあります。

あと、友人の子供の通っている学校の
給食は栄養士が献立を考えて、
献立表を毎月もらうみたいです。
日本と同じで意外だなと思いました。

同じく 2010/02/11(木) 21:25:54
公園で子供達追いかけてまで”おやつ”のボカディ−ジョ食べさせる必要があるのでしょうか?
その上「ウチの子本当食べないのよね〜。」の連発。
3食食べさせとけば、おやつは強制で食べさせる必要ないのでは?
チョコレ−トペ−ストたっぷりサンドイッチ + バティ−ド デ チョコラ−テ。どうなってるんでしょうね?この国は・・・。

チョコレートLOVE 2010/02/11(木) 21:41:45
私は、スペインに住み始めて10年近く経ちますが、チョコレートに目覚めてしまいました!気がついてみると日本では、あまり好んで摂らなかったパンやチョコレート、時々、コカ・コーラなどにも手が出てしまっています。習慣とは、恐ろしいですね。
そういえば、先日、スペイン人の夫の叔母さんの家に遊びに行ったら「今日は、何もお茶菓子ないのよー」といいながら、2歳の
息子にボカデーィジョに板チョコを挟んだものを出してきました!(噂では聞いていたけど、目の前で見たのは初めてです)
まだ、チョコレートに興味のない息子は、板チョコを取り出して
パンだけを頂いていましたが・・・。これから、このような攻撃をどうやって防いでいったらよいのやら???って、自分の事は
棚に上げてなんですけど(苦笑)。

板チョコボカディージョ好き 2010/02/11(木) 22:11:15
同じくさんと同じく(笑)、私も公園で子供の後ろを追いかけてまでボカディージョを食べさせる必要があるのかと疑問に思っています。
またcuriosaさん同様、義母は孫が食べたい物しか作りません。週に1〜3回はお世話になるのですが、粉チーズをかけただけのパスタかフィデオ入りのカルド。そして毎回おまけの入った卵型のチョコレート。栄養バランスがいいものは自分ちで食べさせろと思ってるんでしょうかね?
コレヒオの献立表を見ても野菜が少なめな印象を受けています。
それでもアメリカのような肥満はほとんどないし、この食生活と医療システムでも平均寿命もかなり長いんですよね。
最近は朝ご飯をしっかり食べさせようという動きがあるらしいですね。

食べすぎ 2010/02/12(金) 09:45:16
やはり、私同様にスペイン人の食生活に疑問をお持ちの方は
たくさんいらっしゃるのですね。

公園で子供は砂をいじったりしてるのに、横からボカディージョを差し出して齧らせてるお母さん、私もよく見かけます。
おやつを必死になって与えるより、3度の食事を栄養バランス良く
食べさせる方がよっぽど大事だと思うのですが。
あんな時間に大きなボカディージョ食べたら、夕食時にはおなかもすいてなくて、肝心な食事は残したり・・・というふうには
ならないんでしょうか。しかも、中身はみなさんのおっしゃっているような、チョコレートクリームたっぷり、そしてチョコバティ−ドのような高カロリーなもの。
 
curiosaさんもおっしゃっているように、朝食に野菜や果物なんて食べてる人はいないでしょうし、夕食もそれほどてをかけて準備をするという話は聞きません。やっぱりおやつにEmbutidoの巨大ボカディージョを食べて、夕食は適当なんでしょうか。
日本人だと残り物野菜でささっと炒め物でも、となりそうですが、そんな風にして野菜を食べる習慣もないようですしね。

不思議さんがおっしゃっている、病院の壁に張ってあるの食品群別摂取量の表というのは、食品ピラミッドのようになった図のことでしょうか。それなら私も見たことはありますが、あれはあくまでも、1日にとる食品のそれぞれの割合をおおよそ示したものですよね。
日本みたいに具体的に「成人30代の男性なら、肉何グラム、魚何グラム、緑黄色野菜何グラム」というふうに表になったものはないのでしょうか?
こういうものがあると、いかにバランスの悪い食生活をしているかということを説明できるのに・・・と思ってしまいます。

学校の給食も、献立は一応栄養バランスを考えているようですが、子供いわく「嫌いなものはみんな残してるよ」だそうです・・・。
意味ないですね。

私の周り 2010/02/13(土) 04:42:46
スペイン人の夫の家族や、私の周りのひとは、かなり野菜食べますよ。
夕食は、VERDURA AL VAPORや、生野菜のサラダのみ食べるというひと、よく聞きます。日本人と比べて、確かに肉や魚の量が一般的に、かなり多いと思いますが、バランスの悪い食事だと思ったことはありません。
私の周りでは、毎朝、絞り立てのオレンジジュース、果物を食べるの、かなり普通ですよ。生のトマトとオリーブオイルでいただくトーストも。。。
確かに、個人的な主観で、和食の方が体に良いのではと思っていますが、スペイン人も、かなりバランスのよい食事をしている様に思います。ヨーロッパ内を仕事などで旅行する事が多いのですが、ほかの国々と比べると、特にそれを強く感じます。
ちなみに、日本でもわたしの実家では、”もっと沢山食べなさい”と、さんざん料理出されますよ。何処の国でも一緒では。。。

逆に 2010/02/13(土) 14:37:20
1日3食が健康って、本当に本当なんでしょうか。
日本ではそのように習いますけど、たとえばお相撲さんは1日2食だそうですし(太るために)、単なる個人の経験談ですがうちの母(日本を出たことがない日本人・日本在住)は1日6〜8食くらい食べていますが全然太っていません。(太らないたちというわけではない) さらに最近読んだ本では、そもそも3食の習慣になったのは浅い習慣だとか。(出典や詳細は忘れました、すみません)

私個人的には、回数よりも、やはり質ですよね。たしかに野菜が少ないことや、動物性脂質・たんぱく質の過多はスペインで気になりますが、健康を害しているような人に関しては、そういう”普通の”スペイン(西洋)料理で太っているというよりは間食などが問題なように感じます。

あと一つ思っていることは、栄養云々というよりも、基本的に日本人と比べて食に対する関心が低いのが原因ではないでしょうか。日本在住の外国人はそろって、日本のテレビの料理(食事)番組の多さにびっくりしていますが、やはりグルメな日本人と比べたらお菓子がない→パンに板チョコはさむ、などという発想が出ることや、まして栄養素についてまで考えをめぐらすなんておきなくても不思議ではないのかもしれませんね。

食品の養表 2010/02/13(土) 18:48:06
何年か前に東洋哲学や禅などを扱う本屋さんで
食品の栄養カロリー表のスペイン語版を見つけました。
でもあんまり詳しく食品別に載っていなかったように思います。
こちらの栄養の摂取方法についてはいろいろあると思いますが、
私が思うのは糖尿病、心臓病そして乳がんの人が日本に暮らしていたより
こちらの方がずっと多いように思われます(私の周りだけかもしれませんが)。
これらの病気も日本では最近多いといわれていますが、こちらの料理や食生活見ていると
やっぱりそうかなと思ってしまう原因もなきにしもあらずかなと思ったりします。
父が日本の製薬会社に勤めていたのですがスペインに来たときに
「これで糖尿病の薬がスペインでよく売れることが分かった」
と言っていたことを思い出します。

コラカオ 2010/02/13(土) 19:31:58
スペイン人の朝食、コーヒーとクッキーだけという人が多いですが、それは11時頃にきちんと朝食を食べるからじゃないでしょうか。11時頃にはバナナやフルーツ、サンドイッチ食べてますよ。
おやつをたくさん食べて夕食が軽食になるのも、日本と比べて夕食の時間が遅く就寝時間との間があまりないので、たっぷり夕食を取ったら消化する時間がないので調度いいのでは。そもそも、夕食は3食の中で一番軽くするべきだと聞きました。
一般的に、私の周りは男性は肉食が多いですが、女性は野菜ばかり食べています。
日本食でも一度の食事に副菜など何種類もあるとバランスが取れているでしょうが、単品だと偏ってしまうように、スペインでも同様だと思います。
栄養に関しての意識はやはり低いと感じますが、それでも長寿で健康な人が多いのはスペイン料理がスペイン人の体質に合っているからでしょうか。習慣というより、日本人の体質は日本食を要求する気がしますがどうでしょう。

コラカオ 2010/02/13(土) 19:35:59
ちなみに、アジア食ブームでWOKが流行ってから、野菜の炒め物を食べる人が増えましたよね。世代によってかなり食が違うと思います。

HJ 2010/02/14(日) 19:54:26
私も同じようなことを考えてました。
スペイン人数人と一緒に住んでますが、肉、油、塩分、糖分がものすごく多く、野菜をほとんど摂らないので、スペイン人の平均寿命が長いことが不思議でなりません。

フシギっ子 2010/02/15(月) 00:29:17
スペインに限られないと思うのですが、
お菓子などに使われている色素の鮮やかなこと。
私には、あの色=美味しそうって思えるのが不思議でなりません。
日本だとまず、体に悪そうってなりますよね??

一度知り合いが真オレンジ色の絵の具みたいなジュースを”色がきれいだから”買ったと言ってました。

やはりオリーブオイルが健康の秘訣でしょうか。

長寿の秘訣 2010/02/15(月) 09:23:22
 私は将来今のスペイン人の若者たちが歳をとったとき現在と同じような平均寿命を保っているとは食生活を見ていると思えないです。 糖尿病で片足、両足無くしたりしている人も結構見られますし、、、。
今のスペインの平均寿命が長いのは今のお年寄り達が若い頃粗食であったことに理由があるのではないかと思っています。 日本もそうだと思いますよ。 逆に飽食の我々の世代が医療の進歩を抜きにして、今の平均寿命を保っていられるかは疑問です。

糖尿病 2010/02/15(月) 10:32:06
確かにこちらでは甘いものや脂っこいものをよく食べると思います。義理の母は孫(6歳と4歳)に夜ご飯を食べさてた後、テレビを見ているその子達にチョコレ−トを挟んだビスケットをあげててほんとびっくりしました。その夜ご飯はコロッケとトマトぐらいです。日本と違ってお米のような主食をちゃんと食べてないような気がします。パンだけではお腹がいっぱいにならないと思います。しかしながらご飯は私たちが思ってる以上にパンやパスタより糖分が高いです。特に白いご飯は。そして小分けに食べるほうが食後血糖値が上がらないようです。日本の歌舞伎役者の海老蔵は食事をかなりの回数に分けて食べるダイエットをしてたと聞いたことがあります。そして油分に関しては気候も関係していると思います。中国では脂っこい食事が多い割にはみんな痩せてます。もちろんお茶もよく飲むので肥満を避けられるとは思うのですが。でも気候がかなり乾燥してるので油をとる必要があるようです。私が想像するにスペインも日本より乾燥している土地なので、その分多く油分をとる必要があるのではないかと思います。塩分に関してですが、こちらでは塩辛いハムや料理が多くあると思いますが、日本ではそれにかわる塩辛い漬物などをよく食べると思います。スペイン料理ではあまり調味料が使った料理が少ないと思いますが、日本は砂糖やみりん、しょうゆなど結果的に糖分と塩分をスペインの食事と同じように取ってるのではと思います。あくまで私の印象であって、専門家ではないので断定はできませんが。

よく笑う 2010/02/15(月) 10:37:44
食べすぎさんの質問から離れてしまいますが、
スペインの平均寿命が長い理由の一つに、「性格」もあると思います。ストレスを溜め込まずくよくよ考えず、とにかくよく笑うことは長寿につながるって何かで聞いたことがあります。スペイン人って、気持ちの切り替えが恐ろしく早くて、ケンカの5分後に何事もなかったかのように接せられたりするけど、ある意味その性格がうらやましいです。(私はかなりひきずるタイプなので)

きっとスペイン人が食生活改善してバランスのとれた食事をとるようになったら、日本の平均寿命なんか軽く越えちゃうんじゃないでしょうか。

なるほど 2010/02/15(月) 11:00:18
皆さんの意見、なるほどと思いながら拝見しました。

小学校の休み時間などにも、遊びながらスナック菓子を食べていたりするのを見て、うちの子にはさせたくないなあ、と思っていますが、先生が与えることもあるようで、難しいですね。

また、日本では「体に悪いもの」の代表格のように思っていたポテトチップスとコーラが、普通に食卓に並び、勧められるのも、実はちょっと困ってます。

確かに、日本でもお漬物などで大量の塩分は取りますが、全般的に見ればこちらの食事の塩分は多いと思います。私は、日本人の間では塩辛いものが好きな方だったのですが、スペインでは友人たちの作った食事の塩辛さに驚くことがしばしばあります。塩辛いなあ、と思いながら食べてると、「あなたのために塩を控えめにしといたよ」と自分の分には更に塩を振っていたり。
これは真偽の程は確かではないのですが、以前「塩分と油分を同時に大量に摂ると、下半身デブになる」と、東洋医学を勉強してる中国人に聞いたことがあります。こちらの人に下半身が立派なの人が多いのは、そういう訳かしら、とちょっと思ったりしてますが、まあ、元々の体格の違いなんでしょうかね。。。

糖尿病 2010/02/15(月) 11:04:11
確かに日本では大人はポテトチップやアイスクリ−ムなどよく食べませんが、私の主人のおばあさん(92歳)はどちらもまだ食べます。

なつ 2010/02/15(月) 16:21:43
最近は学校でも特別授業で(年に一回ぐらいですが)食について教えてるみたいです。朝はビスケットじゃなくてトーストやフルーツを食べようとか、学校でみんなでお手本になる朝食を食べる(これも年に一度ですが)とか。後、おやつも幼稚園や小学校低学年は週に一度は乳製品、別の一日はフルーツと、うちの子供たちの学校は指定されてます。とは言え、姑の甘い物や大量の食事攻撃には悩まされてますが、家でちゃんと教えていれば、上の娘はちゃんと自分で断ってます。年輩の方達は本気で食べさせないと健康に悪いと思っている方達もいますが最近は”La 1"で放映されている”saber es vivir"で大分改善されてきてるかも知れません。


追加発言は締め切られました。
WwwLounge Ver2.16

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