日本の国民年金の任意加入について




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迷い中 2024/02/17(土) 15:19:53
日本国外(スペイン)での在住期間が20年を超えますが、日本の国民年金の保険料を任意で、日本の銀行から引き落としの形で納め続けています。スペインで働いていた期間が短く今後もどうなるかわからないので、なんらかの老後の収入を確保しておきたいと思っているからです。ただ、年間約20万円の支払いは負担が大きく、また近い将来口座引き落としができなくなるとも聞いたので迷いが出てきました。周りの日本人ではとっくに日本の年金など当てにしていないという人ばかりで相談できない状況です。
スペイン在住の長い皆さんで私のように任意で国民年金保険料を納めている(または納めていた)方はいらっしゃいますか?

また、最近になってスペインにはPension no contributivaというものがあることを知りました。支給額は今のレートですと日本の老齢基礎年金よりも高くなります。スペインで年金受給資格を満たさない、あるいは収入が少ない人に支給されるもののようですが、日本の老齢基礎年金を受け取っているせいでこのPension no contributivaの受給ができなくなる可能性もあるのでしょうか。

日本の年金保険料を支払い続けるべきか判断するのに参考にさせていただきたいので、ご意見・アドバイスをお待ちしております。

興味深々 2024/02/17(土) 15:59:47
私も興味あります。重要なトピックですね。
どなたかたの意見お待ちにしております。

当てにしている人 2024/02/17(土) 18:02:19
日本の年金を当てにしていないと言う方々は、円からユーロに換えると少なくなるからでしょうか。それとも、他の理由でしょうか。

トピ様が働いていらっしゃるのであれば、pensión no contributivaは受給できないと思います。その年金は調べたところ、

無拠出型年金制度 無拠出型年金は年金支給開始年齢に到達し,生計維持手段を持たず,かつ制度へ充分な拠出を行 わなかったか,または全く行わなかったために拠出型制度の受給権を有しない人々に対して与えら れる。 支給要件は,支給年齢に達していること, スペイン領土内に合法的に居住している等である。

生活保護のような制度なのかな、と思っています。

他に、
年金額の最低保障というのがあって、これがどうもわからないので、どなたか教えてくださいませんか。
次の資料を見ていました。

https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/2022Spain.pdf

迷い中 2024/02/17(土) 19:41:02
当てにしている人さま
資料を添付してくださりありがとうございました。
私の周りで日本の年金を当てにしていないと言うのは、こちらで比較的安定な職についているか、自分や家族に十分な資産がある人たちです。彼らは単純に日本の年金に任意加入する必要性を感じていないのかもしれません。

私自身は現在もこれまでも短期の仕事ばかりで、日西両国で受給年数は満たしてもスペインでの年金額は微々たるものでしょう。夫も自営業の最低保険料しか納めていませんので、試算してみたところ2人分を合わせても無拠出型年金の受給資格が得られるレベル(世帯収入の上限に達しない)です。ただ、そこに私の日本の年金を足すと微妙に上限を超えそうなのです。
無理して毎年約20万円の日本の国民年金保険料を納め続け、そのためにスペインの無拠出型年金受給の資格がなくなってしまうというのは残念です。

もちろんこのような年金(生活保護?)を当てにしなくてもいいよう、今後もスペインではチャンスがあれば仕事をするつもりです。が、とりあえず日本の国民年金の任意加入をどうするかを早めに決断したいと思います。
こんな理由で日本の任意加入を続けている、あるいは逆に加入していないなどのお話を聞かせていただければ助かります。

だんご 2024/02/18(日) 08:36:50
国民年金保険料、納めています。
親が心配してずっと払ってくれていました。今は自分で払っていますが、その気持ちに応えたまま、払っています。

そのpensión no contributivaについては分かりませんが、
年金制度も変わる可能性があります。
(スペインも日本も以前と今は変わりました)

微妙なところ・・とおっしゃってるのが気になりました。、
今のレートで・・とおっしゃっていますが、レートは今極端に違いますから。逆に極端な円高の場合の計算はしましたか?

そんな一か八かなことに掛けるのは不安に思いました。
下手すると両方もらえない可能性もあるのでは。

そして、私なら、スペイン側の年金を増やせないか考えると思います。自分が真剣に仕事をして長く働いたり。ご主人の年金額をあげたり。自営業も、今は、収入額に応じた保険料を支払うことになりました。

だんご 2024/02/18(日) 08:42:51
そのほか、
離婚する・ご主人が急に亡くなる、、
なにかの事情で日本に帰る、
などのケースもシミュレーションしましたか?

上の生活保護みたいなものも調べたら、もらえる金額が大変少ない気がしましたが、それがあれば生活できるんでしょうか・・・

だんご 2024/02/18(日) 08:53:35
当てにしている人さん、

>年金額の最低保障というのがあって、これがどうもわからないので、どなたか教えてくださいませんか。
https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/2022Spain.pdf

スペインが設けている年金の最低金額のことでは?
たしか最近、あがっていますよね。
リンク先の上の図によると、所得比例で給付額が変わりますが、最低金額が保障されているので、人によっては支払った以上の給付額がもらえるということでしょう。

だんご 2024/02/18(日) 08:58:38
あっ、でも、最低金額も満額払った場合なのかしらと思っていましたが、、。

迷い中 2024/02/18(日) 12:47:48
だんごさま
ご意見をありがとうございます。
将来再び日本に居住するかも、というのはこれまで任意加入を続けてきた理由の一つです。ただ、その可能性は年々低くなってきています。また、日本での受給資格を得るための要件である10年の保険料納付は満たしているので、今任意加入をやめても日本の年金を何ももらえないということはないはずです(満額には程遠いですが...)。

一方、独り身になった場合についてなどはあまり考えておりませんでした。
また、おっしゃるとおり、変動を続ける為替レートや自分たちの収入(それに応じての保険料額)をもとに将来の年金額を試算してあれこれ考えてもあまり意味がありませんね。色々と気づかせてくださってありがとうございました。

払ってる 2024/02/18(日) 14:48:17
気休め程度に任意で払い続けています。
ただし、老後をこれ一本に頼るのは危険なので、個人年金、投資などもやっています。
だんごさんの「一か八かなことに掛けるのは不安」というご意見に賛同します。今から受給時のレートの心配をするのもあまり意味がないと思いますし、少額でもいいから投資するとか今からできることをコツコツとやって備えるのが良いのではないかと。

当てにしてる2 2024/02/18(日) 16:30:57
老後の総収入がPension no contributivaの支給額を上回れば支給されないのではないでしょうか?
でもそれはまだ分かりませんよね?これからお仕事が見つかってスペインの年金がPension no contributiva以上もらえるかもですし。
そうなると日本の年金は副収入みたいになるので少額でも老後の助けになるのではないかと思います。
それに日本の国民年金はお得なんだそうです。掛け金も今は円安ですし。
支払いはクレカでもできるので問題ないと思います。

でも掛け金はそんなに少額でもないので、払えるなら払うくらいの感覚で良いのではと思います。

おさかな 2024/02/19(月) 09:07:51
10年の保険料納付は満たしていらっしゃるので、かなり安心材料になると思いますが、年金受給資格が取得できる年齢までPension no contributivaをあてにして、日本の年金を支払わないというのもかなり危険かと思います。
というのも、Pension no contributivaの方の、要件が変わる可能性もあると思います。

迷い中 2024/02/19(月) 13:24:13
[[解決]]
皆さま、ご意見・アドバイスをありがとうございます。

受給できるかどうかもわからないPension no contributivaを日本の国民年金加入を続行するかの判断材料にするのは早まった考えだということがよくわかりました。今は少しでもスペインの年金額を増やすために、収入の安定した仕事を見つけられるようがんばりたいと思います。
スペインでは定年前15年間の社会保険料納付額が年金額に大きく影響すると聞きました。また、この15年の間に最低2年間は保険料納付しないと受給資格も失うというそうです(間違っていたらご指摘ください)。
それを考えると過去に少しでも納めた金額がきちんと反映される日本の年金制度は良心的ですね。
日本の国民年金も可能な限り任意加入を続けていくことにしました。保険料の負担があまりにも重く感じられるようになったら諦めますが。

私のほうでは一旦ここで解決とさせていただきますが、引き続きこのテーマでご意見や情報がありましたら書き込みいただけると幸いです。

だんご 2024/02/19(月) 19:10:54
>スペインでは定年前15年間の社会保険料納付額が年金額に大きく影響すると聞きました。

以前はその通りでした。
自営業者は最後の15年「だけ」高額支払いをする人もいたと聞いていますが、今は、そうではなくなり、35年だが38年だかのすべての支払い額に影響するようになった、と聞きました。

私の情報も間違っていましたら、教えてください。

およよ 2024/02/19(月) 23:32:02
45歳までに正社員にならないとかなり厳しいとスペイン人同僚は言っていますので、皆さん頑張ってください。私もなんとかしがみついて定年まで頑張りたいですが、自身はありません汗

当てにしている人 2024/02/20(火) 17:00:22
だんごさま、最低保障についてご回答ありがとうございます。私も最低金額は満額支払った方のためだと思います。
無拠出型年金制度Pension no contributivaは「生計維持手段を持たず,かつ制度へ充分な拠出を行わなかったか,または全く行わなかったために」という条件があるので、働く意欲がない人、何か商売をしていても自営業の登録はしていなくて、保険料は一切払わない人のような方のためではないでしょうか。

日本で一緒に働いていた年配の方は、ずっとクミか刑務所にいたようで、年金掛け金は支払ったことがなかったと。クミは会社経営でないので、社会保険はないんですね。20年以上前の話です。退職したら、生活保護を受けると言っていました。

迷い中 2024/02/21(水) 10:19:34
スペインの年金受給額の算定に関して、最近のものでは定年前25年間(300ヶ月)の社会保険料納付額が基準になるという記事を読みました。
スペインの年金制度も頻繁に変更があるようですね。常に情報をアップデートしていく必要を感じています。

もう 2024/02/22(木) 21:38:33
もう20年も払ったのなら最後まで続けては?
貰える方が多いと思います。

迷い中 2024/02/23(金) 06:36:28
もう、さま

しばらく悩みましたが、今後もできる限りは任意加入を続けていこうと考えています。経済状況が悪化して保険料の支払いが本当に厳しくなったら諦めます。

皆さま、ご意見や情報をありがとうございました。


追加発言は締め切られました。
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