節税対策の積見立て年金保険




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節税 2022/04/22(金) 15:29:59
金融機関へお積み立てについて教えて下さい。

現在、銀行に毎月200€の積み立てをしています。
取り出し自由なので、たいした利息はつきませんが、元本は保証されているようです。

ところが、担当者から、これを年金積立にしてはどうかと提案されました。
年間支払い額最大2000€までについて、30%の還元があるというのです。
つまり、毎月、最大166€くらいの積み立てにすると、毎年、確定申告すると自動的に600€が加算されて還付されるとのことです。(税務署で判別できるので、申告者は何もする必要がない)
ということは、年間2000€積み立てをしても、実質1400€の支払いですむということです。

この認識は正しいでしょうか?
スペイン人の主人は、「毎年の還付ではなく、65歳になった時に還付されるだけ」と言います。

確か、節税対策で、年金積み立てをしていると、どこかのトピで読んだことがあります。
銀行員の説明もそれに則していると思うのですが、石頭の主人は「そんな都合にいい制度があるわけがない!」と却下。
(その銀行は、一時期、保険や物品購入ばかりを勧めたので、主人はその銀行が嫌いになってしまい、何もかも拒否する傾向にあります)

税務署に問い合わせるのが確かなのですが、今、繁忙期なのでこんな問い合わせにCitaを取るなんてバカだと思われそう。

このような商品を銀行で利用されている方がいらっしゃいましたら、どのようはものか教えて下さい。
よろしくお願いいたします。

積立 2022/04/22(金) 15:59:58
積立云々はよく分かりませんが、ネットバンクが主となりつつあるので、街中にある通常の銀行はあと数年で無くなると予想されています。

元本保証とはいえ、元々の銀行が無くなっては大変です。どうぞよくお考えになって、十分に情報を調べてからお決めになってください。
銀行の経営状況もよく調べて、仮に始めるにしても常にアンテナをはっておかれたほうがいいですよ。

節税 2022/04/22(金) 16:23:34
積立さま
オフィスのある銀行がなくなってしまうということでしょうか。
現在、la Caixa、Bakinterなどを利用しています。
Bankiterは、まとまった額の保管用にしており、la Caixaは、カードや光熱費などの支払いにメインとして利用しています。

すでに、la Caixaで長年、積み立てをしております。
これらの銀行が数年内外になくなってしまうかも?
ということは、この元本が保証された積立が消えてしまうかもということですね。
つまり、今から、新たに年金積立などはもってのほかということになります。

でも、どのような銀行が安定しているのか、私には判断できそうにありません。

積立 2022/04/22(金) 19:57:00
そうですね。難しいですよね。
無くなるというのもあくまで予測でしかありません。
何十年前に日本でも山一の倒産や銀行の合併など安定だと思われていた大手がなくなったのは衝撃でした。JAL の時も。
大手だからと安心はできないんだなあと、そのときの経験からいつも注意しています。

私の母は何年か前に投資の話を銀行の方に勧められました。大丈夫、安定しているとの話でしたが、直後に暴落してました。
母はその話に乗らなかったので大丈夫でしたが。

また、私の夫は株価が下がった時に買おうとして銀行員に止められ、もう少し様子を見てみると待っているうちにみるみる株価が上昇し悔しがっていました。私は素人ですが、今が買いだよと勧めていたのに、プロの言うことを聞いたばっかりに大損したわけです(笑)

という経験もあり慎重に色々な方面から検討されたほうがいいですよとアドバイスさせていただきました。

内容全てを把握していないので良い悪いは判断できませんが、後悔されないといいなと思い口添えさせていただきました。
もちろん、いいお話の可能性もあります。でも、ご主人が納得されていないなら、後々トラブルが起きた時に大変じゃないですか?
まずはご主人への説得ですかね…。

節税 2022/04/22(金) 23:30:12
年金積み立ての規定は、税法的なものであって、どこの銀行であっても同じはずです。
なので、la Caixaがあと何年、存在しているかどうかは推定できませんが、現在の一般的な税法としてご利用されていらっしゃる方がいらしたら、お教え願います。

以前は、税還付対象の上限額が6000€くらいだったか、とにかく、現在の2000€よりもっと高かったそうです。(過去のどこかのトピでよみました)

今までの積み立ての口座名義は、私自身ですし、この年金も私の名義にするつもりですので、別に主人に許可なく契約できるのですが、共有の口座もあるので、一応、主人に納得してもらいたいのです。

年金 2022/04/22(金) 23:46:06
他人の資産運用に口を挟まないのですが、、、年金積立の制度について細かいところは割愛して回答させて頂きます。

元本保証の年金積立とは、元本保証の年金信託(スペイン語でPlan de pensiones garantizado)のことかと解釈しております。
その商品は年間最大2000ユーロまでもしくは課税所得の30%までが所得控除の対象となります。
例えば、課税所得が30,000ユーロで年間2,000ユーロ拠出する場合、課税所得が28,000ユーロ、所得税率30%(累進課税)で600ユーロ節税効果があるということです。
しかし、将来受給を始めた年からは需給額全体に所得税が発生します。

いろいろ注意しておくところがありますが、例えば拠出期間が長期になるため、その間緊急にお金が必要になる時期などがあっても途中解約にはいろいろと制約があります。
また投資信託に関して、顧客の資産と銀行や証券会社の保有する資産を区分して管理(分別管理)してますので、基本的に運用者が消滅しても資産は保全されます。
詳細は販売している銀行にご確認下さい。

元本保証とはいえ自己責任の投資なりますので、疑問点をなくして納得されれば始められればと思います。

節税 2022/04/23(土) 13:19:08
年金さま
たぶん、「Plan de pensiones garantizado」のことだと思います。
ご説明いただいた内容が、私の理解していたことと、ほぼ一致していますので。


途中解約については、当方、すでに高齢の域にかかっており、たぶん、65歳までに解約することはないだろうと考えています。(もちろん、人生、何が起こるか分からないので100%ではないですが)
もし、お金が必要になった時は、毎月、積み立てている「何とか? de Oro (PIAS).」という商品から降ろすことができます。

ただ、ここで気づいたのですが、年金の場合、最低搬出期間が設定されていると思います。
3年かな?
銀行の担当者は、私の年齢も把握した上で勧めてくれたはずですが、確認する必要がありそうです。

私の理解内では、現在、積み立てている利息の少ないPIASよりも、即、還付金の出る年金の方が、結果的にはお得ではないかといった単純な思考です。
可能ならば、そのまま積み立ては継続して、年金を100〜最大166€/月するのもいいかなと考えたわけです。

ところで、年金さまは、この年金プランを利用されていますか?
もし、なさっているなら、確定申告はどうされていますか?
いつも、主人がOnlineで申告しており、共同ですることが多いです。
この場合、何か追記しなければならないのでしょうか?
銀行の担当者は、自動的に税務署で計算されるといいましたが。

参考 2022/04/24(日) 13:41:49
別の銀行なので参考になるかわかりませんが、Bolsa de pensionesやっています。
以前はバスクに住んでいて、バスクは5000ユーロまで積み立て可能
今はスペイン圏内なので2000ユーロでやています。

その銀行の説明は正直?ですが、
・所得控除の対象になる、レンタで申告必要
・10年は引き出せない(私の場合
・引き出すときに課税されるので定年や退職した後の無職の状態で引き出した方がよい

銀行によるかもしれないですが、投資プランが複数あり許容リスクが高い低いはプランの中で説明されているので、どれにかけるかは内容を見て選んだ方がいいです。

銀行員のいうことだけをうのみにせず、いろいろご自身でお調べになって納得いく形で申し込まれた方がよいと思います。がんばってください。

節税 2022/04/24(日) 17:01:53
参考さま

大変、参考になる内容です。
銀行員の説明では、指摘されました点についてことごとく異なっています。

・所得控除の対象になる、レンタで申告必要 → 何もしなくてもよい(カタルーニャの場合?)
・10年は引き出せない → 私自身が65歳以降に引き出し可能
・引き出すときに課税されるので定年や退職した後の無職の状態で引き出した方がよい → 全く、説明なし

来週、Citaを取りましたので、ぜひとも、これらの点を確認しようと思います。
有難うございました。

年金 2022/04/24(日) 21:34:49
節税さま

緊急時に他から引き出せる資金があれば安心ですね。
私は、長期の積み立ては自分の性格に合わないのと、将来スペインに住み続ける気がしないため、年金プランをしていません。

年金プランの申告をお手伝いしたことがあります。
所得税(IRPF)の所得控除の項目で、"Reducciones por aportaciones y contribuciones a sistemas de previsión social" という箇所が該当します。
申告が必要でないというのは、私の勘違いでなければ会社から福利厚生として社員に拠出している場合のことではないでしょうか?

来週、銀行に行かれて疑問点が解決されるといいですね。

節税 2022/04/24(日) 22:00:47
年金さま
返答、有難うございます。

>緊急時に他から引き出せる資金があれば安心ですね。
「雀の涙」ほどで、たいしてアテにできるほどではないのですけど。

>長期の積み立ては自分の性格に合わない
積み立てを始めたのは、何年前からか忘れましたが、毎月、かつかつか、もしくは、原因不明で、貯金なし崩しの生活をしていました。
なので、強制的に積み立てておいた方がいいかと思って始めたものです。
いつでも引き出せると確認した上で。
利息はさほど期待していませんでしたので、とりあえず、日常の口座から切り離したかったのです。

>"Reducciones por aportaciones y contribuciones a sistemas de previsión social"
具体的な項目を教えてくださって有難うございます。
私は、現在、無職であることは銀行の担当者も知っているはずですので、企業のものとは混同しないはずです。
なので、どこかで勘違いが生じているのかも。

これらも含めて、次回のCitaできっちり、確認してきます。
有難うございました。


追加発言は締め切られました。
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