子供の日本語会得 




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にほんご 2022/02/21(月) 13:24:54
日本語教育について不安が募っているので、相談させてください。

4歳の子供がいます。
近くに日本語学校や補習校はなく日本人の友人(子供含め)もおりません。
こちらの幼稚園に通い出して急にカタランが伸び、私が日本語を教え続けなければ、と日々プレッシャーを感じています。。
皆さんはどのように子供さんに日本語を教えていますか。

国・算・理・社などの基本科目はこちらの教育に任せるつもりです。
家庭で教えていきたいのは日本語(読み・書き・会話)と日本文化(食・行事や季節など)です。

子供は日本語の会話は月齢程度に出来ていると思います(昨年日本から越してきました)。
未だ文字は書けないので、日本のワークをやらせたり、絵本を読んだり、日本語でアニメを見たりしています。
子供的にはカタランで話す方が楽なようで、日本語で話しかけてもカタランで返すことが多いです。
「断固として日本語で話しかけて貰う」というのには未だ早い気がして、和訳を教えるというやり方を取っていますが、これで良いものかと悩む日々です。

皆さんはどうやって家庭で日本語を教えていますか。
オススメのワークや教材、家庭で出来る工夫、通学を頑張って補習校や私営の日本語アカデミアに入れたほうが良いなど、ご意見伺えると嬉しいです。

うちの場合 2022/02/21(月) 21:56:17
トピ主さんの気持ち、よくわかります。
子供がP3に通うようになって一気にカタラン語が上達して、日本語が面倒なのかカタラン語で返事をすることが多くなりましたが、そこは根気よく「日本語でなんて言うの」の繰り返しをやってました。学校の行き帰りには、五十音順や物の数え方などを教えていた記憶があります。
うちの場合も、絵本を読み聞かせたり、日本から送ってもらったアニメ(しまじろう、ドラえもん)で日本語を覚えてましたね。読み書きには、国語の教科書を使ってました。
お子さんが6歳になったら、日本領事館で教科書をもらうことができるので、聞いてみたらいいと思います。でも小学生になると、こっちでの勉強も忙しくなるので、日本語の勉強はあまり進まなかったような...。あとは本人次第でしょうか。興味があれば、上達すると思います。とにかく、会話だけは日本語で続けていきましょう。

こども側だった 2022/02/22(火) 00:48:49
子供側だった私が思うのは、ひたすら絶対諦めずにお母さんがお子さんに日本語だけで語りかけたり、日本語タイムのような日本語しか話しちゃいけない時間を毎日一定時間設けてはいかがでしょうか?


私は母親が海外から日本に嫁いできたタイプで、母親がたまに喋る母国語なら少し理解できますが、私自身は母親の母国語を流暢に喋れません。小さい頃、母方の親戚に会いに母親の母国に帰った時、必ず祖母や叔母などの親戚中から母が「どうして言葉を教えないんだ」と責められていました。

大人になってから勝手に行った私個人の分析によると、これは私の母が途中めんどくさくなって、私に言葉を教えるのをやめてしまったからです。私の母親は勉強が苦手だったので、『教える行為』自体に面倒くささを感じていたと思います。だから、学校で勝手に覚えてくる日本語と英語だけでいいやっていう様な感じだったと思います(英語は、英語を喋る国にいた時に覚えました。)
ちなみに、私も4歳くらいまでは母親の母国に住んでいましたので、その時は4歳なりの言葉を喋れていました。ですが、特に小さい子供は覚えるのも早いですが忘れるのも早いので、使わない言葉はどんどん忘れます。

このような自分の体験や、同じような境遇を持つ友人たちでもご両親のどちらかが話す外国語を流暢に話す人たちの話から察するに、最初に申し上げた通り、絶対諦めずに毎日日本語だけで語りかけて、もしお子さんが日本語の質問にカタラン語で返してくるならば、ゲーム感覚で毎日1時間だけ日本語タイムのようなものを作って、日本語を教えていったらいかがでしょうか?

ハポママ 2022/02/22(火) 02:27:16
お気持ち本当によく分かります。
私もフルタイム勤務で子供といる時間がとても短く、子供の言葉が出だした頃はスペイン語ばかりで焦りましたが、現在小学2年生と4歳になり、ありがたいことに二人とも訛りもなく年齢相応(4歳に至っては上と張り合うレベル)の日本語力です。上の子に関しては日本の流行り言葉などは知らないものの、読み書きも日本の年齢相当で日本語の本や漫画も読んでいます。
ご参考までに実践していることを数点あげますと、

-とにかく話しかける。小さいうちは母の独り言になりますがとにかく話しかけまくってください。ネイティブになるには最低三人の話者が必要と言われますが、我々は一人です。なので、普通の三倍話しかける気持ちで。

-自分(母)の行動の一挙一動を全て子供に聞こえるように言葉にしつつ(つまり大きな声で独り言)「ね〜〇〇ちゃん」という風に聞いてくれるように促す。

-毎日寝る前15分でもいいので日本語で絵本を読んだりお話し(昔話でも作り話でも思い出話でもクイズでもテーマはなんでもよし)をする時間を決めて、それを子供にとって「楽しい、楽しみな」時間にする。我が家は最近平仮名をメモ帳に書いてベッドのいろんなところ(枕の下とか)に隠す「ひらがなかくれんぼ」という遊びが下の子とブームです。見つけたら「あっこれはレモンの「れ」だね!」とか言って母がハイテンションではしゃぐと盛り上がります。沢山集まったらそれで言葉を作ってみたり、、

-スペイン語で話してきたら全部日本語にして「XXXXXXなんだね〜」という。返事は日本語のみ。

-スペイン語単語を挟んできたら「XXXは日本語ではooっていうんだよ」と全て逐一教える。


元々の素質や趣向もあるでしょうが、我が家はこの方法で手応えを感じています。ちなみに5年近く一時帰国しておらず日本の学校に体験入学させたこともありません。
テレビや教室も勿論大事ですが、一番大事なのは日々どれだけ母親が日本語のシャワーを浴びせまくるかにかかっていると思います。日本人はスペイン人に比べると平均的に無口なので普通の日本人のペースで話しかけていては全くインプットが足りません。

コミュニケーションがとれないうちはめげそうになりますし、毎度毎度日本語に直してオウム返しにするのも本当に疲れますが、Es una lucha continuaです。お互い頑張りましょう!

にほんご 2022/02/24(木) 12:56:31
みなさんアドバイスありがとうございます。少し希望が見えて肩の力が抜けてきました。

うちの場合さん
>「日本語でなんて言うの」の繰り返し
うちの子は日本語力の問題でカタランで話しているのと思っていましたが、何度か頼んだら日本語で話してくれました。このままのペースで日本語で話して貰えるように流れを作ろうを思います。
学校の行き帰りは祖父母と一緒なので、カタランなのです。今後の私のみでの送迎では日本語送迎にします。 
>アニメ(しまじろう、ドラえもん)
生活で使う日本語が出てくるので良さそうです。ネットフリクスの魔法系?アニメばかり見ているので日本語に偏りが出そうでした。しまじろう・ドラえもんも織り込んでみます!
教科書のことも知らなかったので助かりました!領事館に問い合わせてみます。

こども側だったさん
実体験に基づくアドバイスどうもありがとうございます。
>日本語タイムのような日本語しか話しちゃいけない時間
インターの学校などが、フラフープをくぐるとここからは英語の世界、みたいのをやっていたと思います。これの家庭版・短時間版ですね。ゲーム感覚なら続きそうです。
最近はキャラクターになりきるごっこ遊びが流行っており、これは日本語でしています。毎回キャラクター設定と内容が同じなのであまり言語上達にはならなそうですが、表現や語彙が増える設定を提案して、「楽しいゲーム」として続けて行こうと思います。
"絶対に諦めずに日本語だけでコミュニケーションをとる" 肝に命じてこの先も頑張ります。

ハポママさん
エールに勇気付けられました、ありがとうございます。
>読み書きも日本の年齢相当で日本語の本や漫画も読んでいます。
すごい。家庭学習だけで読み書きまで出来るようになったのですね!
ひらがな、カタカナ、漢字はどのように書きを教えられましたか? 
読みは絵本やひらがな(カタカナ)表でできそうなのですが、書きが心配です。
うちはワークを使う予定なのですが、何かできる工夫があれば教えて頂きたいです。宜しくお願いします。

子どもによく話しかける、母の行動を実況、やっているつもりですが(スペイン人の発言量と比べると)足りないです。もっと意識してみます。

>毎日寝る前15分でもいいので日本語で絵本を読んだりお話し
焦りすぎ知育系の絵本を始めてしまったせいで、絵本はパパにカタランで読んでほしいと言われました。反省して普通の読み聞かせに戻しました。やはり「楽しい」を疎かにしてはダメですね。反省です。 

>「ひらがなかくれんぼ」
これは楽しそうです! 私はテンションが爬虫類並みなので子どもに合わせるのが大変なのですが(しかも寝る前は疲れでテンション急降下しませんか・・・)、劇団に入ったつもりで頑張ります。

カタランで話された時に和訳で伝え、ルー語を使われたら単語を教えています。ただ私のカタラン力に限界が来始め、娘の言うことが聞き取れず娘がイライラしております。娘が日本語を頑張り、私はカタランを頑張る、となりそうです。

ハポママ 2022/02/24(木) 15:04:54
ひらがなは小さい時はひざに乗せて一緒に書いたり、ネットにプリント類が結構あるのでそれをプリントしてなぞらせたり、、
きっともうご存知だと思いますがこういうのです。迷路とかもあります。
https://happylilac.net/hiragana-h.html

漢字は小一の時はドリルを日本から取り寄せて無理やりやらせてたんですがドリル形式だとどうも乗り気にならなかったので、少二からはこれまた日本から取り寄せた漢字練習用のノートに私がうすく書いて、それをなぞらせていました。1日5個とか決めて、毎日コツコツ、夏休みなどは集中して。そこで漢字の書き順や成り立ちなんかも直接会話の中で教えることで、一人でもくもくとやるつまらない勉強が楽しい母子のコミュニケーションの時間になりました。
日本語教室には週一で通わせていますが教室は完全に覚えたことの確認、復習という位置付けになっています。

下の子はひらがなやカタカナ表に読めるようになった字の横に子供の好きな小さなシールを貼らせたりして、出来るだけ楽しめて成果が目に見える工夫をしています。
とにかく「楽しい」を心がけるようにしてきました。
そうそう、劇団に入ったつもりで(笑)スペイン人のリアクションを真似て大袈裟に!楽しいを演出していくといいと思います!

ゆるゆる 2022/02/28(月) 12:50:29
今大学生の娘は、カタルーニャ語圏のこちらで生まれ、夫とはカタラン、私とは日本語、3人ではスペイン語でコミュニケーションをとってきました。
にほんごさんと同じく、私以外の日本語環境はほぼゼロに等しく、学校も高校までずっと現地校です。日本への一時帰国も毎年ではなく、2、3年に一度でしたでしょうか。
私は日本語教育に関してはゆるゆるで、皆様の努力を拝見して恥ずかしい気持ちがしています。。。
娘が幼いころはほぼこどもチャレンジに丸投げで、しまじろうに日本語を教えてもらったと言っても言い過ぎではないほどです。(でもチャレンジの回し者ではありません)
面倒くさかったので、とくに日本語の絵本の読み聞かせもほとんどしたことがないです。(汗)チャレンジの付録のおもちゃで遊びながら一人で、覚えていました。。。
運がよかったのは娘は本好きで、ひらがながわかるようになってからは、自分で読んでいました。。。
チャレンジを続けたのは小学校2年生くらいまででしょうか。
娘は続けたかったようですが、面倒くさがりの私が添削課題を日本に送るのがだんだん遅くなり、遅くなり、自然消滅です。
日本への一時帰国時に買った漢字ドリルなど気が向いた時にすすめたりと、本当にゆるゆるの日本語教育で、娘は日常会話は不自由ないものの、漢字のレベルは小学校4年生程度でしょうか。そのため、児童書は読めるものの、日本の新聞は無理です。
でも漢字や高度な語彙は娘が興味があれば、大人になっても自分で学べると思うので、まあいいのでは、、、と思っています。
一方、お正月のおせち・お飾り・初夢、節分、ひなまつり、端午の節句、七夕、冬至のかぼちゃなど、何か飾ったり、食べたりする行事は、その言われも説明したりして日本の心のようなものを説明できるので、毎回丁寧にお祝いしてきました。


追加発言は締め切られました。
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