クラウドワークの収入申告




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ワーカー 2020/11/14(土) 16:39:10
こちらのサイトの情報にはいつもお世話になっております。
過去の似たようなトピをいくつか拝見しましたが、探している情報を見つけることができなかったため、ここで質問させていただきます。

スペインでの就職活動に限界を感じてきたため、日本のクラウドワークスやランサーズなどのサイトから海外在住者でも受注することのできる仕事に応募しようと考えています。まだ採用されたわけでもないのですが、事前にスペインでの申告・納税手続きについて詳しいことを確認しておこうと思います。

これまで自分で調べた限りでは、日本の企業の社員として(リモートで)働く場合も業務委託でフリーランスとして働く場合もスペインでは自営業者(アウトノモ)としてHaciendaやSSに登録・申告・納税することになるようです。

ただ、前述のサイトを通じて仕事を請け負う場合、契約書などは存在しませんし、請求書の発行も求められません。収入は日本の会社から日本の銀行口座への振込となります。

自営業者として合法的に手続きをしようとする場合、HaciendaやSSの届出書類(各種Modelo)の他にどんな書類を用意する必要があるのでしょうか。

これまで何度か小さな仕事を受注したことがあるのですが、数か月に一回、数百円~数千円といった金額だったため、あまり気にしていませんでした(それでもTrabajoNegroとみなされるのは承知しております。。。)。

現在こういったサイトを通じてリモートでお仕事をされている方や過去にご経験のある方のお力をお借りできればと思います。
よろしくお願いいたします。

回答ではありませんが 2020/11/18(水) 11:20:18
私もクラウドソーシングやってます。
気になっていたのですが、なかなか回答がつかないですね。
やってる方は多いと思うのですが、はっきり回答が無いということは
ほとんどの方がそこまで収入はないので何もしていないという事でしょうか。

私は初めて2か月経ちます。ほんとまだ1万円に届くかというところですね〜。このくらいで悩むのも早いかと思いますが、日本での収入なので日本に住んでいなくても税金はかかるんですかね?

日本でもスペインでも税金を払わないといけないのでしょうか?

あまり調べてもピタッとくる回答が無くてモヤモヤしています。

いい回答があるといいですね。

あと、最初はなかなか発注はないので、クラウドソーシングのお仕事は始めてもいいと思いますよ。

すみれ 2020/11/18(水) 12:00:10
昔、たまーに日本からの仕事を受けたことのあるアウトノモです。
知ってることを書き込みますね。

納税義務は居住地が基本なので、IRPF=所得税はどの国で得ようとスペインで納税しなくてはなりません。日本に払う必要はありません。また「すべての収入」を申告する義務があります。

IVAは職種や会社か個人相手かによるのでよく調べてください。通常はスペインの国に払う税金なので、大会社の場合や職種によっては他国の仕事では払う必要がありません。逆に日本では日本の企業が日本に払う税金がひかれているはずです。そのため日本で納税するかスペインで納税するか、日本の企業に聞かれる場合があります。クライアントが個人の場合は自営業者が自分でIVAを徴収する義務があります。職種ですが、ライターや翻訳者は大企業だろうが個人だろうが払う必要がありませんでした。(税務署に聞きにいったことがあります)もう15年以上前の話なので、今はどうなっているかご自身で調べてください。

税金の仕組み理解をするのに請求書の作成方法が分かり易いので例にとると、スペイン国内の会社に提出する請求書は次の通りです。
>100ユーロの仕事+IVA(21%)−IRPF(15%)=請求金額
IVAは会社が国に対して払う税金です。税金は(不正を防ぐために)相互に払うので、会社が国に払う税金を自営業が3ヵ月に払います。この場合21ユーロ分を請求書に上乗せして、もらってる状態です。IVAもIRPFも自営業が払ってる税金と思ってる方が多いですが、企業からもらったものを自営業者が代行して払っているだけです。

一方、IRPFは自営業が国に払う税金です。この請求書を見て分かる通りすでに請求書から「引いて」あり、これは会社が国に、自営業の代わりに払ってくれています。実際は所得税は年収が出ないとわかりません。それでrentaで調整します。1年分の収入が少なかった人は戻ってきて、実際の所得税はもっと少ないことになるし、収入の多かった人は足りない分を聴取されます。
最近の新人アウトノモは最初の数年この所得税7%など安くなりますが、3ヵ月ごとのとりあえずの収入が免除されているだけで、結局は収入がちゃんとある人はレンタで支払われます。

詳しく説明しすぎて長くなってきたので、一度切りますね。

すみれ 2020/11/18(水) 12:24:59
国外で、IVAを支払わなくていい職業の場合,請求書は100ユーロのままです。IVAは支払わなくていいし、IRPFは日本の企業からスペインに支払えないからです。
そのためIRPFは会社を通すことなく、自営業が3か月ごとに支払います。スペイン企業の場合は会社が払っているので、追加払いがなくて書類の提出程度ですが、国外の会社の場合は3ヵ月ごとのIRPF書類で支払います。

国外で支払う義務のあるIVAの場合や個人がクライアントの場合は、上乗せして支払う義務があります。
100+IVA=請求金額です。
あなたの料金に上乗せして、その上乗せしたIVAを3ヵ月ごとに支払います。IRPFも3ヵ月ごとに支払います。

まとめると、
@国内の場合、給与+IVA-IPRF
A国外でIVA不要の場合 給与
B国外でIVA要の場合 給与+IVA
と3パターンの請求書の作成があり、それぞれ事情が違いますので注意してください。

本題ですが、海外でも請求書ありの仕事が多いと思いますが、
私は領収書でいいと言われた場合も、自分で請求書を作成していました。その場合、
Bの方法だった場合は、逆算して計算していました。
もし100ユーロしかもえらない仕事だった場合、
82.65+21%=100という請求書をつくり、自分の給与は82.65という計算で出して、それに基づき、IVAとirpfを払っていました。
税金分を上乗せできない場合は、差し引いた、というわけですね。

>自営業者として合法的に手続きをしようとする場合、HaciendaやSSの届出書類(各種Modelo)の他にどんな書類を用意する必要があるのでしょうか。
HaciendaとSSにautonomoの手続きと伝えて聞いてみましょう。書類を提出したら、あとは3ヵ月や1年ごとに必要なModeloで税金の申告をやっていくだけです。

すみれ 2020/11/18(水) 12:39:21
補足ですが、不定期にしか仕事をもらえず、年金のことは気にしない人は、仕事をする時にだけアウトノモをAltaにする人もいます。
知りあいのモデルさんは1日だけでAltaにしたりBajaにしたりしていました。別の方は3ヵ月ごとに1か月間だけAltaにして、その期間に経費や請求書の日付を集中させると言ってました。

ただし、現在、新米アウトノモさんは、最初の数年、IRPFも安いし、月々のCuotaも安い仕組みがありますが、1度でもBajaにするとこの恩恵には預かれなくなりますので注意してください。安いうちはそのまま続けた方が良いと思います。

あとはCooperativaにする人もいますよね。会社にする人もいますよね。あの仕組みはよくわからないのですが、大変お得だと聞いてます。
よく問題になっている肉工場のCooperativaは、実質、社員だから違法らしいですが、Cooperativaの種類は(今回のAyudaでも)ちゃんと存在しているので、上手に使えば朗報かもしれません。
音楽家の人たちはみんなでCooperativaにしてると聞きました。
同じ職業の友達と二人で会社にしてる人もいるので、調べる価値はあるのではないでしょうか。

すみれ 2020/11/18(水) 12:47:02
自分で調べられないなら、信頼のおけるGestorに最初は頼むのも良いと思います。経費につけれます。

さくら 2020/11/18(水) 14:23:04
12万に満たない給料であれば、外国での申告はしなくてもいいそうです。クラウドは過去にしたことがありますが、日本の源泉徴収税を払いました。どの月も12万には、満たなかったです。

ワーカー 2020/11/18(水) 15:28:22
回答ではありませんがさん
確かに、登録してもすぐに仕事が来るという保証はありませんよね。クラウドソーシングの仕事で生計を立てることのできる人はごく一部なんだと思います。ご提案の通り、とりあえず始めてみることにします。

すみれさん
丁寧なご説明をありがとうございます。
特に請求書の税金関係の項目(IVAとIRPF)に関する記述はとても参考になりました。
数年前に一度だけ単発の通訳の仕事のためにHaciendaに登録したことがあるので、IRPFやアウトノモのCuotaの割引が適用されるのかどうかわかりませんが、その点はGestorに相談してみようと思います。Cooperativoについては以前調べたことがあるのですが、違法行為だとして摘発を受けて閉鎖されたところがあると聞いて、あてにするのはやめていました。今現在はどうなっているのか調べ直してみようと思います。

ひとつ疑問が残ってしまいました。
日本のクラウドソーシングで得た仕事の場合、実質的な発注元(クライアント)は日本の企業か個人だと思います。ただ、クラウドワークスやランサーズなどのサイトを通じて契約を結んだ場合、クライアントの情報などは分からないことが多く、振込もクライアント名ではなくクラウドソーシングサイトの名前でされることになります。請求書はクライアント宛に発行するのか、サイトの運営会社宛に発行するのかがわかりません。ご存知であれば教えていただけると幸いです。

さくらさん
「外国での申告はしなくてもいい」というのは日本での収入をスペインで申告しないということですよね。すみれさんもおっしゃっているように、金額がどうであれ「すべての収入を申告する義務がある」と私も認識しています。実際にごくわずかな海外からの収入をきちんと申告している人がどれだけいるかは疑問ですが・・・。

アウトノモより すみれ様へ 2020/11/18(水) 17:16:30
横入りですみません。すみれさん、アウトノモの初年度はIRPFが安いと書かれていますが、そのソースを記載いただけませんでしょうか。というのも、私初年度もがっぽり納税したので(税理士さんにお願いしているのですが、そのようなお話もなかったため)、興味がございます。お手数掛けてすみません。よろしくお願いします。

すみれ 2020/11/18(水) 22:47:21
アウトノモより すみれ様へ 、さんへ
これは自分の話じゃなく、聞いた話なので, 自分で検索してみてください。今は違うのかもしれないし、30歳か35歳か年齢があったかもしれません。

Autónomo 7%で検索したら、色々出てきましたよ。
公けのwebからは見つけられませんでした。

すみれ 2020/11/18(水) 22:52:43
>クラウドソーシングサイトの名前でされることになります。請求書はクライアント宛に発行するのか、サイトの運営会社宛に発行するのかがわかりません。ご存知であれば教えていただけると幸いです。自分が仕事を受け、お金をもらってるのはどこかと考えるべきだと思います。

通常はお金を受け取る相手が自分の直接のクライアントだと思いますよ。相手がどこから発注を受けてるか、本来の仕事はどこから来てるいるかは関係ありません。

すみれ 2020/11/18(水) 22:58:05
アウトノモより すみれ様へ 、さん


上にも書いたように、安いのは3ヶ月ごとの"とりあえずの税金"の話です、がっぽり納税した、という事は収入が高かったのでは無いでしょうか?

結局はrentaでいつも通り払わされるので、収入の高い人が少なく3ヶ月ごとに払うと Rentaで足りない分を一括納税するはめになるので 収入が高いと最初からわかってるかが通常通り支払ったほうが無難だと思いますよ。

回答ではありませんが 2020/11/18(水) 23:11:16
すみれさんに質問です。
 職種ですが、ライターや翻訳者は大企業だろうが個人だろうが払う必要がありませんでした。これは、ライターや翻訳者は税金をスペインで払う必要は無い、と言うことでしょうか。
昔の事で今は変更になっているかもしれないので自分でも調べますが、
参考までにお尋ねします。

横入りですみません。

すみれ 2020/11/19(木) 00:07:54
みなさん、私は税金のプロでもなんでもないですし、もう10年以上海外の仕事をしていませんので、あくまでも参考程度にして、自分で調べてくださいね。(と前置きして)

回答ではありませんが さん、
>ライターや翻訳者は税金をスペインで払う必要は無いのでしょうが。

どういう意味でしょうか?なんの税金でどこの国の話ですか?

私が上で書いた話は外国の会社のIVAの話です。
その質問が来るということは、上の話がよく分かっていないように思うので、もう一度(いやわからなければ何度も)よく読んでみてください。

もう一度説明しますが、
IVAはスペインの会社が払う税金です。私達が払う税金ではありません。国内では会社から上乗せでもらって、立て替えてるだけです。
つまり国内だろうが国外だろうが、私達はIVAを支払っていません。
会社の分を代行しているかどうかです。

外国の会社からはスペインはIVAを徴収できません。
徴収しないままでいい場合と、上乗せして徴収してあげて代行して払うべき場合があります。
私は聞きに行ったのは外国の翻訳の会社のIVAを払うのかです。
当時、ライター・翻譯は外国の会社の場合はIVAは払わなくていいと言われ、実際に翻訳は法律のような文章で確認もしました。当時。ライターは出ていませんでした。

数年前にイベント企画のような仕事をしてる方は、外国の会社でもIVAを支払わなくてはいけない、と言われていましたね。

すみれ 2020/11/19(木) 00:08:48
IRPFはもちろん翻訳・ライターでも支払いました。

アウトノモより すみれ様へ 2020/11/19(木) 11:09:06
このような便乗質問を投げかけてしまいすみませんでした。税法(特にIVAとIRPF)は仕組みや大まかなルールは承知しているのですが、初年度安くなるという所に反応してしまいました(苦笑)。おっしゃる通り累進課税なのでがっぽり取られたということはそれだけ収入があるということなのっdすが、もしそのようなルールがあるなら調べておくべきだったと思いましたが、どのみち私には適用されなそうですね。

ご丁寧にどうもありがとうございました。

ワーカー 2020/11/19(木) 11:59:17
[[解決]]
すみれさん

請求書の宛先についてのご回答をありがとうございました。クラウドソーシングを通じて契約や支払いが行われる場合は、その仲介サイトが請求先になるのですね。

日本でもそうだと思いますが、会社員と比べてアウトノモの手続きは煩雑で難しそうなので、自分で全部できるのかやや不安です。もしある程度の収入が見込めるようになれば、Gestorと契約して任せてしまった方が時間的にも精神的にもよさそうですね。

こちらで相談できるおかげで、少しづつですが前に進めている気がしています。現段階での疑問については情報・アドバイスをいただけたので、私の方ではここで解決とさせていただきます。
皆様ありがとうございました。

アウトノモより 2020/11/19(木) 12:40:19
トピ主様

もう締められてるところにすみません。税理士さんは絶対雇った方がいいです。自分で何でもやって覚えたいって方はいいかもですが、変わる税制や社会保障制度についても聞けるし、税務署や社会保障への連絡や口座番号変更等の知らせも全部やってくれますし、ただ税処理をやってもらうというよりは安心を買うにもいいと思います。私は税抜きで月60ユーロで無茶苦茶よい税理士さんいて雇う価値あると思います。ご検討を。頑張ってください!

ワーカー 2020/11/19(木) 12:54:41
自分で解決ボタンを押しておきながら、また開いてしまいました(笑)

アウトノモより、さん
税理士さんについてのアドバイスありがとうございます。おっしゃる通り自分で全部抱え込もうとするとすごいストレスになりそうなので、お願いする方向でいます。
収入が低いうちは数十ユーロの出費も痛いと思っていましたが、初期の頃こそプロのサポートが必要でしょうね。

回答ではありませんが 2020/11/19(木) 17:01:39
ワーカーさん、前向きになられて良かったです。

私も主人の会社のGestorに聞いてみます。ほんの数千円で恥ずかしいので聞きにくかったのですが、今後のことを考えると最初から聞いておいた方がいいですね。

いいトピをありがとうございました。

ワーカー 2020/11/20(金) 13:46:34
回答ではありませんが、さん
こちらこそ、皆さんに情報・ご意見をいただけて感謝しています。
似た境遇におられる方がいるとわかっただけで心強いです。

スペインの失業率は相変わらず高いですし、今後もどうなっていくか予測が立ちませんよね。企業への就職を希望していましたが、今後はいろんな方向で仕事を探していこうと思います。


追加発言は締め切られました。
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